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2019年5月22日 (水)

システム変更の余波

ココログのシステムメンテナンスから2か月経過した。使い勝手が変わってうろたえているのが正直なところ。大きく不便になった点もあるけれど特筆大書するほどのことはない。少々の不便を楽しみと考えるくらいでないと。
この規模のシステムメンテナンスは多分2006年12月以来だ思う。2006年12月7日の記事で言及していた。12年と3か月ぶりだ。その間、記事更新が抜けた日がないというブログは、ココログ内にどれほどあるのだろう。当時48時間管理画面にアクセスできずにハラハラした記憶がある。今回も2日分の記事が公開できなかった。つまりココログのシステムメンテナンス以外の理由で記事の更新が滞ったことがないということだ。
2033年5月7日のゴールまで14年。あと一回システム更新が経験できるということだ。そのときまで毎日更新を続けていようと思う地味なプラス思考の持ち主だ。

2019年5月21日 (火)

頭出しCD集

実を申せば先に紹介した「オルガンインデックス」作成の目的は、こちらだった。バッハのオルガン作品はコラールに起因する作品とそうでない作品に大きく分けられる。後者は「オルガン自由曲」と言われているが、慣れるまでは厄介だ。

コラール起因であれば、歌いだしの一行目がタイトル扱いされる。ドイツ語に慣れてくれば脳内頭出しは容易である。ブラームスの器楽作品であれば作品番号を言われれば冒頭旋律をすぐに脳内呼び出し出来る。全楽章で可能だ。あるいは逆、任意の旋律を聞かされれば作品名と楽章を即答できる。メジャーな声楽作品でも事情は同じであるのに対し、バッハのオルガン自由曲は難解だ。「前奏曲とフーガ」やら「トッカータとフーガ」など似たようなタイトルに調性とBWV番号の羅列となる。脳味噌の反応がブラームスに比べて数段鈍い。

対象はオルガン自由曲だ。BWVで申せば525番から598番まで74曲。525番から530番のトリオ6曲と592番から596番までのコンチェルト5曲は、もう脳内インプットが出来ているから除外する。561、567、571、576、580、581、597の7曲はバッハ本人作でないとか、断片とかでCD収録がないから省くとして総計56曲となる。

これら56曲を一つずつBWV番号順にUSBに取り込む。CDだと1枚に収まらないから媒体だとUSBがいい。自宅でもマイカー内でも簡単に目的の曲にたどり着ける。

2019年5月20日 (月)

オルガン目線

店頭でCDを購入する場合の思考順序に変化が現れた。

  1. 作曲家
  2. 作品
  3. 演奏家
  4. 収録場所
  5. 使用楽器

作曲家切り口で聴きたい方だからこうなる。使用楽器は最も下に来る。無理もない。収録場所でさえ、優先順位は低い。

バロック特集中に経験したドイツ旅行では、教会に出かけてオルガン演奏会を聴いた。帰国後所有するオルガン音楽のCDを取り出して、収録会場と使用楽器を見直した。実際に今回訪ねた教会で見たオルガンの演奏を収めてあるものがいくつかあった。ブックレットに載っている写真が、見たままのオルガンで嬉しかった。

それ以降、店頭オルガン曲売場でCDを手に取ったとき、どこの教会の演奏かを見るようになった。オルガン音楽ならではの視点だ。上記の序列でいうなら、3番の演奏家より、4番5番の方が重要だということだ。オルガンはとりわけ4番と5番が密接不可分だ。

正直言えば、現代の最先端の壮麗な音楽ホールに据え付けられたオルガンより由緒正しい教会のオルガンに惹かれている。

 

 

 

 

 

 

2019年5月19日 (日)

オルガンインデックス

先のドイツ旅行やこの度のバロック特集の影響かオルガン作品への傾倒が止まらない。CDもダラダラと増え続けていて、お気に入りの曲の演奏がどのCDだったか簡単にたどり着けないという現象も起きてきた。そこで一計を案じた。バッハ作品が収められたCDを今一度吟味して「どのCDにどの曲」という情報を管理することとした。名付けて「オルガンインデックス」だ。

ご退位とご即位を心から祝いつつ10連休を有意義に過ごした。

やっていて楽しかったことが第一の収穫。効果のほどは劇的だったがそれらはおいおい紹介する。今後バッハのオルガン作品のCDが増えるたびに更新していく。

 

 

2019年5月18日 (土)

三面鏡

よいたとえを思いついた。テレマン、ブクステフーデ、パッヘルベルはバッハを映し出す三面鏡だ。ただただバッハが好きで、彼のことを知りたい一心で、バッハだけを見つめていると、かえって本質を見落とすと気づきかけている。一歩下がってドイツバロックの一角にバッハを置いてみる。あるいは恐れ多くもバッハをワンオブゼムであると考える。

昨年夏の旅行が契機になった。バッハの他に、テレマン、パッヘルベル、ブクステフーデの墓参を敢行したのはその狙いからだ。彼ら3人を通してバッハを見つめる。

そしてそして必然のオチがある。

三面鏡によって理解が深められるバッハ自身が、ブラームスを映す優秀な鏡だということだ。

 

 

 

 

2019年5月17日 (金)

エキストライニング

お気づきの人がいるかどうか。昨年8月のドイツ旅行の報告記事が今年1月末で終わった後、すぐにパッヘルベル関連記事を連ねた。その後すぐテレマンにまとまった言及をしたと思ったら、矢継ぎ早にブクステフーデを取り上げた。

先の旅行はこの3人にバッハを加えた4名の墓参がテーマだったことを考え合わせると、実は2月以降も事実上の旅行レポートだった。少なくとも心理的にはつながっている。脳みそが熱いうちにとばかりに、バッハ関連記事の濃度が下がるのもいとわなかった。バッハをドイツバロックの大きな背景の中でとらえたいからだ。

パッヘルベルはアイゼナハ在勤中にバッハ家と交わり、バッハの長兄ヨハン・クリストフにオルガンを教えたという。両親なきあとバッハを教えた兄だから、バッハはパッヘルベルの孫弟子だ。テレマンは、バッハから次男のためにミドルネームをと所望された。ブクステフーデを聴きに遥か440kmの道を徒歩で駆け付けたことも知られている。

2019年5月16日 (木)

4つ目の選択肢

黙って三大Bと言えば「バッハ」「ベートーヴェン」「ブラームス」だ。試験に出てもこう書けばいい。ハンスフォンビューローの考案した概念だとされている。本日はこれに続く4人目は誰?というお遊びだ。

ビゼーは有力だ。ドイツではないという突っ込みは覚悟の上だ。バッハ一族、ブルックナー、ベルク、バーバー、バーンスタイン、ベルリオーズ、ボロディン、苦し紛れにビートルズ。

今、私は心からブクステフーデを推したい。

 

 

2019年5月15日 (水)

アーベントムジーク

1678年リューベックのオルガニスト在任中のブクステフーデは、前任者のトゥンダーが創始したアーベントシュピールを発展させる形でアーベントムジークを始めた。日曜日の夕方のお祈りから、市場が開店するまでの間、会衆の退屈を埋める手立てとも見える。

開会は年五回、三位一体節の次とその次の日曜日。待降節の次の日曜日から3回連続の日曜日だ。バッハがはるばる訪れた1705年は12月8日、15日、23日であった。この年は神聖ローマ帝国皇帝の交代の儀式が12月1日と2日に開催され、ここでもブクステフーデが演奏会を仕切ったはずだ。これも聴いたと考えられている。8日にアーベントムジークを聴いたバッハが、翌週とよく翌週も聴きたいと願うのはむしろ自然だ。さらに3度目のアーベントムジークが終われば、翌日はすぐクリスマスイヴとあって、1月6日の顕現祭まで滞在したいに決まっている。アルンシュタットへは2月21日には戻っていた記録があるから、帰国の途についたのは2月に入ってからという可能性さえある。

現地リューベックを訪れた経験から申して、無理もないと思う。

 

 

2019年5月14日 (火)

BuxWV149

ブクステフーデのPraeludium Gmollのお話。8分の12拍子華麗な16分音符の連続でバッハ然と立ち上がる。やがて7小節目からペダルが加わる。

20190330_162448_1
こんな感じ。付点4分音符7個の羅列が「ブクステフーデ」に聞こえて仕方がない。

 

2019年5月13日 (月)

パッサカリア瓜二つ

昨日話題にしたブクステフーデのパッサカリアニ短調BuxWV161の冒頭部分は以下の通りだ。

20190330_162354

一方、バッハにも名高いパッサカリアがある。ハ短調BWV582である。

20190330_162100

ブクステフーデは4小節単位、バッハは8小節単位。調も違えば拍子も違い、共通するのはアウフタウト5跳躍くらいなのに、瓜二つと感じる脳内ブクステフーデ補正が重症だ。

2019年5月12日 (日)

母の日9回分

2011年に次女が高校オケに入部してから、5月の第二日曜がやけに忙しくなってしまい、ゆっくりとお祝いすることが出来なくなっていた。今年は少々の余裕が出来たので、母の日を9回分まとめてお祝いすることにした。我が家の子供たちから見れば、私の母は祖母なのでカーネーションの対象ではない。長女が9歳になったころ「おばあちゃんってパパのお母さんだったんだ~」と驚いていたことがある。毎日おうちにいて世話してくれてるけど、気が付かなかったという。そういや改まって教えていなかった。

築22年少々の我が家の水回りを少々手直しすることにした。新築以来母しか使っていないといってもいいキッチンなどだ。84になろうかという母は、未だにバリバリの主婦で、自分のことが自分で出来るどころか、家事全般を切り盛りしてやまない。「要介護度マイナス5だ」などと自虐ネタにも衰えを見せない。

 

2019年5月11日 (土)

パッサカリアニ短調BuxWV161

ブラームスとブクステフーデの関係を語る上で避けて通れないブクステフーデのオルガン作品。1875年に最初に出版された時の校訂者が、ブラームスの親友で、当代最高のバッハ研究家のシュピッタだった。この時期ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」の作曲とタイミングがあっている。フィナーレにパッサカリアが来ることは周知のとおりだ。

ブクステフーデのパッサカリアニ短調は、自筆譜が失われている。毎度のことだ。バッハの長兄ヨハン・クリストフによる写本によって現代に伝えられている。

作品冒頭低音主題が28回繰り返される。7回ずつ一組の4部構成という端正な設計である。おそらくブクステフーデのオルガン作品としては最も有名な部類に属する。

ああ。何を隠そう、本作の出版をシュピッタに勧めたのはブラームスだった。

 

 

 

 

2019年5月10日 (金)

東京遷都150年

1869年5月9日、明治天皇が東京に着いた。遷都のためだ。昨日はその150年のメモリアルデーだ。おりしも令和改元の8日後だ。ブクステフーデの命日と重なっていなければ昨日の記事になっていたはずの話題である。

そして150年という時間の長さを思い遣る。1600年から1750年までの150年間と定義されるバロック時代と同じ長さが、東京遷都後に流れたということだ。

歴史系音楽ブログを自称するブログ「ブラームスの辞書」として避けて通れぬ話題。

2019年5月 9日 (木)

ブクステフーデ忌

ディートリッヒ・ブクステフーデは1707年5月9日に没した。一昨年没後310年だった。

北ドイツ・リューベック・マリエン教会のオルガニストとして名高く若きバッハが400kmを徒歩で聞きに行ったという。例にもれず19世紀前半のバッハ復興の流れの中で再評価が進んだ。教会所属のオルガン奏者だから作品の中心はオルガンやカンタータなのだが、市民コンサート向けの室内楽もわずかに存在する。

聴いてみて思うのは「ちっとも古くない」ということだ。

 

 

2019年5月 8日 (水)

往復書簡の証言

ブラームスとブクステフーデの関係を探していた。このほど意外な情報にありついた。

「バッハ伝」の著者フィリップ・シュピッタとは1868年以降1894年まで往復書簡が残っている。その数およそ50通だ。話題はバッハにとどまらず、ほぼ音楽全般におよぶ。この中1873年8月1日のシュピッタ差出しの書簡に、「ブクステフーデ等の楽譜を貸してもいい」という趣旨が書かれている。その三年後1876年10月2日にブクステフーデ第一巻が送られ、同年12月22日には第二巻も続く。ブクステフーデの楽譜をブラームス側が所望し。これにシュピッタが答えたことがうかがえる。貸してもよいいという意思表示から、実際に贈られるまでの書簡が4往復しているが、その間には言及がない。空白の3年を経て現物が贈られた。

想像をたくましくするなら、これは写譜だ。「貸す」ことを承諾したが、ブラームスは「くれ」と応じたのではあるまいか。空白の三年はブラームスに手渡すために新たに写しを作ったと考える。

やっとブラームスとブクステフーデがつながった。

2019年5月 7日 (火)

登録番号

自動車のナンバー4桁は好みの番号を選べるようになって久しい。我が家もここ最近の二台はとっておきの番号を指定した。

本日の話題はその前だ。「地名〇〇〇ふ1234」のうちの「〇〇〇」の部分。ずっと昔ここは1桁だったが最近は増設されて3桁。市民のマイカーだと、5百番台か3百番台になる。4百番台も皆無とまでは言えない。キャンピングカーの中には百番台もある。問題はここを所有者が指定できない。

例えば「〇〇321せ1685」や「〇〇507ふ1833」だと異様に盛り上がる。この中の「321」や「507」はこちらが指定できないということだ。これで盛り上がるには3月生まれ5月生まれに限るということだ。バッハとブラームスでピタリとはまる他に下記の通り候補がある。

  1. 「〇〇304う1678」 ヴィヴァルディだが「う」はタクシーだったか。
  2. 「〇〇314て1681」 テレマン。
  3. 「〇〇507ち1841」 チャイコフスキー。
  4. 「〇〇319れ1873」 レーガー。
  5. 「〇〇401ひ1815」 ビスマルク。禁断の4百番台
  6. 「〇〇303し1953」 ジーコ。水戸ナンバーだと完璧。

なんとかならんものか。

さらに申せば5百番台は、バッハオルガン自由曲のBWV番号とリンクする。たとえば「〇〇565と1685」など、トッカータ好きにはたまらん感じがする。連休明け早々オバカが止まらん。

 

 

2019年5月 6日 (月)

アララト山

ブラームスの誕生日を明日に控えたこの時期だというのに、いささか浮きまくったタイトルにはわけがある。ノアの方舟のお話とセットで語られることの多い、トルコ最高峰なのだが、歴史的には複雑で微妙な領土問題もあるという。標高は5137mだ。これこそが本日の切り口である。

本日のこの記事はブログ「ブラームスの辞書」開設以来5137本目の記事だ。ブラームスの誕生日や改元の日とずれてくれたのは幸いだ。

 

 

2019年5月 5日 (日)

楽譜を見たい癖

そもそも、興味ある作品ほど、楽譜を見ながら聴きたい方だ。ブログ「ブラームスの辞書」は楽譜と向き合うことが前提になっているから当然とも言える。ブクステフーデのオルガン作品全集を聴いていたらやはり楽譜が要るということで、ショップをうろついていて発見したのが、以下の楽譜。

20180314_070055
ブクステフーデのコラール前奏曲コンプリートだ。こりゃたまらんとばかりに購入。バッハのコラール前奏曲との比較が超楽しい。

 

20180302_123237

 

 

2019年5月 4日 (土)

カプリチョーザ変奏曲

ブクステフーデのクラヴィーア作品。正確にはアリア「ラカプリチョーサ」による32の変奏曲ト長調BuxWV250だ。

結論から申すならバッハのゴールドベルク変奏曲との関連が疑われる。32の変奏曲がト長調というだけで相当怪しい。ゴールドベルク変奏曲の第30変奏「クオドリベート」そっくりだ。トータル演奏時間25分くらいのうちの2分50秒前後と15分50秒前後がとりわけ似ている。

バッハの新発見の曲と言われたらするりと入ってきかねない。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年5月 3日 (金)

ブクステフーデオルガン作品全集

いやはや楽しめる。リューベック聖マリア教会オルガニストにして当代随一の作曲家の貫禄。我が家には以下の3種類がある。どれも楽しい。

  1. Simone Stella
  2. Ulrik Spang-Hanssen
  3. Bine Bryndorf

このうち1は最初に買い求めたもの。イタリアのオルガン1台で演奏されている。2,3はドイツおよび北欧の名物オルガンの聞き比べになっている。残念ながらリューベックの聖マリエン教会のオルガンが収録されていない。

 

 

2019年5月 2日 (木)

令和算と平成算

このまま予定通り、2033年5月7日まで毎日更新が出来れば、ブログ「ブラームスの辞書」は平成に5131本、令和に5121本、合計10252本の記事を積み上げることになる。これはなかなかの芸当だ。

ブログ「ブラームスの辞書」は2005年5月30日の創設から7月31日までの63日間に、記事を110本公開した。経過日数より記事の方が47本多い。8月1日以降今日まで一日1本を守っているが、当初はそうではなかったということだ。もしもである。この日数と本数のずれが47ではなく37だったら、令和と平成に同じ5121本ずつの記事がたまったということだ。

ブログ開設は平成17年だ。陛下の生前退位など全く想定していないことを考えると。この偶然は恐ろしい。

2019年5月 1日 (水)

改元

本日記事を更新したことで、ブログ「ブラームスの辞書」は平成と令和にまたがるブログとなった。めでたい。2005年5月30日開設のブログ「ブラームスの辞書」には平成に14年間5131本の蓄積がある。

2033年5月7日をゴールと決めているから、残りの期間もちょうど14年なる。記事の数にして5121本。平成に5131本を受けて令和に入り、5121本が堆積するとゴールとは偶然もいいところだ。わずか1週間前に「ブログの大折り返し点」を祝ったばかりである。平成と令和にちょうど14年ずつまたがるブログである。

BACHのスペリングに現れるアルファベットをB=2、A=1、C=3、H=8という具合に加算すると14になる。古来行われてきた有名な数遊びだ。吉兆である。

年号が改まったところで、おバカなこだわりが変わるわけではない。

2019年4月30日 (火)

バロック特集総集編⑧

バロック特集総集編2019年3月~4月分をお届けする。

  1. 03月01日 人よ汝が罪の
  2. 03月02日 キリストは死に繋がれしか
  3. 03月03日 バッハ記事283本
  4. 03月04日 神のみ心は
  5. 03月05日 心から愛しまつるイエスよ
  6. 03月06日 井戸振り見えろ
  7. 03月07日 マニフィカトフーガ
  8. 03月08日 アポロンの六弦琴
  9. 03月09日 高きには栄え  
  10. 03月11日 蘇演記念日
  11. 03月12日 ヴィオラ六重奏のためのカノン
  12. 03月13日 ペイヒェルベ
  13. 03月14日 テレマン
  14. 03月17日 ハンブルク市音楽監督
  15. 03月18日 ガリヴァー組曲
  16. 03月19日 Wassermusik
  17. 03月20日 アルスター序曲
  18. 03月21日 悩み多き3月
  19. 03月22日 ハンブルク愛
  20. 03月24日 輝きこの日
  21. 03月25日 TWV51:G9  
  22. 03月26日 ガンバ協奏曲
  23. 03月27日 ドンキホーテのブルレスケ
  24. 03月28日 無理もないが
  25. 03月29日 コレギウムムジクム
  26. 03月30日 テレマンの一週間
  27. 03月31日 無伴奏チェロのためのファンタジー
  28. 04月03日 TelemannischeGesangebuch
  29. 04月04日   リコーダー
  30. 04月07日 4つのヴァイオリンのための協奏曲
  31. 04月08日 ミシシッピ株
  32. 04月09日 序曲「証券取引所」
  33. 04月10日 テレマン鍵盤楽器作品全集
  34. 04月11日 装え我が魂よ
  35. 04月12日 楽譜あってこそ
  36. 04月13日 テレマンの方針
  37. 04月14日 二声ということ
  38. 04月15日 無伴奏ガンバのためのファンタジー
  39. 04月16日 テレマンヴァリエーション
  40. 04月17日 4つのヴィオラのための協奏曲
  41. 04月18日 BWV231
  42. 04月19日 ト長調二重協奏曲
  43. 04月20日 二重登録
  44. 04月21日   誉め方の作法
  45. 04月23日 誕生日不明
  46. 04月24日 ヨハンクリストフ
  47. 04月27日 ニコラウスブルーンズ    
  48. 04月28日 調性のプラン
  49. 04月29日 BuxWV263
  50. 04月30日 本日のこの記事

2005年5月30日の開設以来、更新を途切れさせることなく、平成を記事で埋め尽くすことが出来た。これにて陛下の退位を謹んでお待ちするばかり。

 

2019年4月29日 (月)

BuxWV263

「BuxWV」とはブクステフーデの作品目録番号の略称だ。その263はトリオソナタイ長調op2-5である。正確に申すなら「ヴァイオリンとヴィオラダガンバのためのソナタ」だ。今とても気に入っている。ヴァイオリニストをキーに所有しているCDを列挙する。

  1. ジョン・ホロウェイ
  2. カルラ・マロッタ
  3. 桐山建志
  4. 木村理恵

心地よくはずむリズムで始まる。どんな演奏でも10分程度の長さ。本当に心躍る。

 

 

2019年4月28日 (日)

調性のプラン

ブクステフーデのヴァイオリンとヴィオラダガンバのためのソナタop1とop2だ。どちらも7曲で構成されている。

<作品1>1694年

  1. ヘ長調
  2. ト長調
  3. イ短調
  4. 変ロ長調
  5. ハ長調
  6. 二短調
  7. ホ短調

<作品2>1696年

  1. 変ロ長調
  2. ニ長調
  3. ト短調
  4. ハ短調
  5. イ長調
  6. ホ長調
  7. ヘ長調

という具合だ。作品1を構成する各曲の主音をつなげると、Fdurの音階になる。だからしきたり通りの6曲構成では具合が悪いのだ。よくよく見ると「op2」の側も主音に重複がない。最後には元のヘ長調に戻る。ヘ短調と変ロ短調というフラットてんこ盛りの調を避けている以外は、op1とop2で長短がすり替わる。

こういうのを「調性のプラン」というのだろう。平均律クラヴィーア曲集やインヴェンションに通じるものがある。ブクステフーデを尊敬していたバッハはおそらく知っていただろう。

この中ではop2-5イ長調がお気に入りだ。

 

 

 

 

2019年4月27日 (土)

ニコラウス・ブルーンズ

ニコラウス・ブルーンズ(1665-1697)は、ブクステフーデ最高の弟子として知られている。足鍵盤を用いて両足でバスのパートを弾きながら、ヴァイオリンを演奏したという伝説がある。32歳の若さで世を去った上に、即興演奏が達者だったこともあり、作品は5つしか残されていない。

  1. 前奏曲 ホ短調
  2. 前奏曲 ト長調
  3. 前奏曲 ホ短調
  4. 前奏曲 ト短調
  5. コラール「来たれ異教徒の救い主よ」

特に5番目の「来たれ異教徒の救い主よ」は、バッハ、ブクステフーデ、パッヘルベルが採用している。聴き比べても何ら遜色がない。ブクステフーデとの師弟比較も楽しい。

2019年4月26日 (金)

大ハーフタイムショウ

昨日の記事が2033年5月7日のブラームス生誕200年まで、毎日更新を貫く際の折り返し点だった。平成が終わる5日前に中間点を迎えるということはなかなかの奇遇だ。

ブログ「ブラームスの辞書」史上最大の企画「バロック特集」の期間を延長したおかげで、折り返しの日が、「バロック特集」の期間内に到来することとなった。会期にして1年8か月、本数にして500近い記事の企画が、図らずもブログ「ブラームスの辞書」のハーフタイムショウとなる。

すでにしれっとブクステフーデに話題転換されている。

 

 

2019年4月25日 (木)

大折返し点

2005年5月30日に創立したブログ「ブラームスの辞書」は、2033年5月7日のブラームス生誕200年記念日まで毎日、欠かさずに記事を更新することを目標にしている。達成には10252本の記事が必要になる。

本日のこの記事は開設以来5126本目の記事だ。つまり記事の数の上でちょうど中間ということになる。

5126本の記事を毎日堆積させてなお、全行程の半分でしかないという壮大感が、苦しくも心地よくもある。

 

 

2019年4月24日 (水)

ヨハン・クリストフ

ブクステフーデの作品が、現代まで伝えられていることは奇跡的である。本人の自筆譜は残っておらず、他者による筆写譜が頼りである。当代随一の巨匠と目されていただけのことはある。

その筆写者の一人にヨハン・クリストフ・バッハがいる。BuxWV137やBuxWV163など、現代ブクステフーデの傑作と評価されている2作品は、唯一ヨハン・クリストフの筆者譜がよりどころとなっている。ヨハンクリストフの筆写譜がなかったら埋もれていたということだ。ヨハン・クリストフは、両親の没後、幼い末弟ヨハン・ゼバスチャンを引き取って養育した。そこでバッハは兄の蔵書になっている楽譜を参照したり、隠れて写譜したとされている。

一族には同姓同名もいるので、用心も必要だがバッハ最初のブクステフーデ体験になっていたかもしれない。

 

 

 

 

2019年4月23日 (火)

誕生日不明

音楽史上の相当な有名人でも、誕生日がわからない人は多い。死没の日は有名になってからなので比較的記憶されやすいが、生まれた日はそうもいかぬようだ。大抵は生地の教会の受洗記録から類推されて、おおまかに誕生日が推定できるものだ。

ブクステフーデは、1637年頃父の任地で生まれたはずくらいの情報しかない。

 

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