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独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

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    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

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2018年10月20日 (土)

ワルトブルク城

5分遅れの便でワルトブルク城の入り口についた。まだ9時40分だ。10時からのガイドツアーに申し込む。

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10時からのガイドツアーに潜り込めれば後の予定がぐっと楽になる。

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凄いところなのだが手に負えない人出ではない。むしろ空いてるほうだ。

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セバスチャン閣下がはしゃいでいる。

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2018年10月19日 (金)

シャトルバス

7時56分アイゼナハ着。8時20分チェックイン。つまりホテル前を9時02分の10番のバスワルトブルク行きに乗るという目論見が実現した。

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無理を承知のプランだがうまくいった。

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木陰で待つこと数分でバスがきた。

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これがバスの終点「ワルトブルク城」だ。ここからシャトルワゴンに乗る。ワゴン車が5分でお城まで行ってくれる。シャトルワゴンに乗る行列の中でちょっとしたハプニング。私のすぐ後が老夫婦だった。運転手込みで9人乗りのシャトルワゴンに私が乗ろうとしたところ、私が乗ってしまうと残席が1席になることに気付いた。

すぐ後ろは老夫婦だから、どちらかは乗れない。とっさに私は後ろの夫婦に席を譲って1台待った。喜んでくれた。何事も徳の積み重ねだ。

2018年10月18日 (木)

チューリンガーホーフ

アイゼナハのお宿に8時20分頃ついた。

シュタインベルガーチューリンガーホーフという。マルクト広場に立つルター像の真後ろだ。

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荷物を預ける交渉をしたら運よくチェックイン出来てしまった。9時前にだ。ということはつまり、時間の使いようとしては、前日から泊ったのと同等だ。

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これがルター像。そうここはワルトブルク城の登山口だ。

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後方に本日のお宿がある。

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早起きしてライプチヒを早く立った甲斐がある。

セバスチャン閣下もお喜びだ。

2018年10月17日 (水)

来たぞアイゼナハ

定刻7時56分にアイゼナハ着だ。

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「ゲブルツシュタット」「ヨハンセバスチャンバッハ」と特筆大書だ。バッハの生まれた街という誇りがここにすでに表れている。DB社としての扱いはワルトブルク城より上ということかと突っ込みたくなる。

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駅のコンコースにステンドグラスで驚いた。しかし自動車工場操業70年という内容に二度びっくりだ。そういえばこの街にはオペルの工場がある。

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ゴロゴロとスーツケースを引っ張りながらこの道を奥に進む。

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この門の内側こそがアイゼナハの中心部。かつて市電が走っていた痕跡もある。

2018年10月16日 (火)

ホットサンド

8月13日(月)6時42分ライプチヒ発のICE593号に乗り込んだ。これでアイゼナハ着7時56分である。ホテルのバイキングを諦めての乗車。

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広めの席を確保した。1等車だから目の前に食堂車のメニューがあり、頼めば席まで運んでくれるのだが、せっかくなので食堂車に行くことにした。

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朝食バイキングにも飽きていたところだから、ひとまず楽しい。写真左上のホットサンドと、右上のソーセージにエスプレッソを注文した。念のためアイゼナハまでに出て来るのかとも確認した。

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まずはエスプレッソ。味以前に、このマグカップにしびれた。DBオリジナルだ。

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結論から申すなら、このホットサンドは絶品だ。ハムチーズ、マスタードのハーモニーが素晴らしい上に、温かい。本当においしい。たまらん。

2018年10月15日 (月)

さらばライプチヒ

8月13日(月)のレポートに入る。いよいよライプチヒを後にする。これでライプチヒとお別れだ。バッハタウン・ライプチヒはもとより魅力的なのだが中央駅のたたずまいは一生忘れない。

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地図でさえ圧倒的な頭端式の極致だ。

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朝日差し込むライプチヒ中央駅。

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朝焼けのライプチヒ中央駅。

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6時48分発ウルム行きICEに乗る。

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一等車の様子。

2018年10月14日 (日)

カフェバウム

旧東独大ハイキングから無事ライプチヒに戻って、夕食をとった。ライプチヒ市庁舎が改装工事中ということもあり、次善策としてカフェバウムにいった。

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トルコから移入した当時をしのぶカフェで、バッハも立ち寄ったことがあるという。

迷路のような店内には簡単な展示もある。

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やかんに挽いた豆と水を入れて沸騰させるというトルコ風が売りだったらしい。

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見学を終えて店頭のテーブルに陣取った。

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まだこんなに明るいのだが、迷った挙句にビールを注文した。

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ライプチヒ近郊のピルス。創業1534年の老舗だ。ミュンヘンのヘレスほどではない甘みだが苦味は断固控えめ。ハイキングの疲れをいやした。

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おしゃれなグッズを勢いで購入した。上がエプロン、下がエコバッグだ。

2018年10月13日 (土)

ツァイツ

「Zeitz」と綴る。ライプチヒの南およそ45kmにある小さな街。

バートケストリッツからライプチヒに戻る途中に通る。

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バッハの2度目の結婚相手、アンナ・マグダレーナは1701年9月22日にこの街で生まれた。

2018年10月12日 (金)

SVエルスタータール

醸造所、シュッツハウスの見学を終えて駅に戻る途中、小さなサッカー場があった。

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間もなく試合が始まるという。入場料2.5€だ。訊けばレギオナルリーガの試合だとか。5部に相当するアマチュアだ。立派なエンブレムがあるので念のためグッズはないかと尋ねたが、受付のおじさんに笑われた。こんなところを一人でうろつく変な日本人だと思われたに違いない。ここでグッズがあったら一大事だった。

2018年10月11日 (木)

シュッツ

ハインリヒシュッツは1585年10月18日、バッハのちょうど100年前に黒ビールで名高いケストリッツで生まれた。シャイト、シャインらとともにドイツ初期バロックの「3S」と称えられる存在だ。1621年にドレスデンの宮廷楽長となり同地で1672年に没した。作品は声楽曲中心で器楽曲や室内楽は見かけないが、声楽曲は現代合唱団の主要なレパートリーになっている。

ブラームスはバッハにも劣らず尊敬していた。合唱曲とりわけドイツレクイエムの着想に影響を与えたと目される。

バートケストリッツ訪問の目的地の一つがシュッツハウスだ。醸造所からわずか150m。迷う余地のない道のり。

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楽器や楽譜中心の丁寧な展示だ。

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彼の父親は同地で宿屋を経営していた。黒ビールのケストリッツァー社の操業はシュッツの生まれる42年前である。父親の取引先だった可能性もある。

ビールとバロックが混在する街。

2018年10月10日 (水)

ビスマルク風シュニッツェル

醸造所レストランが休業で途方にくれたが、敷地のすぐとなりに小さなレストランがあったのは幸運だった。

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いい感じだ。

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これがケストリッツァーシュヴァルツ⑨である。超うまい。もう一度いう。超うまい。樽ナマを飲めて幸せだ。瓶よりは数段まろやか。泡の具合を見ているだけで幸せである。ハイキングの疲れも吹き飛ぶ。料理が出て来る前に500mlを飲み干し、お替りした。あまり冷えていないのに本当においしい。苦味は意図的に制御されている感じ。コクと甘みが奥行きを添えている。

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これはシュニッツェルだ。子牛のカツレツなのだが、目玉焼きが2個乗っているのが斬新。

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フラムクーヘンも美味であった。

2018年10月 9日 (火)

ケストリッツァー

次なる目的地はバートケストリッツ。

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駅舎は残っているが使われておらず無人駅なのは、グライツと同じ。旧東独域内ではよく見かけたパターンだ。

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旧市街の外側に駅があるのもまたお決まりのパターン。こうした看板を頼りに旧市街に向かう。徒歩しか選択肢はない。

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この街には初期バロックの巨匠ハインリッヒ・シュッツの生家がある。

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本当に美しい川を越えていよいよ街にはいる。

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そしてこの街の目的地の一つケストリッツァー醸造所にたどりつく。

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ドイツ最高の黒ビールの呼び声が高いケストリッツァーの醸造所。レンガ造の建物は教会と見まがうほどだ。日曜日なので併設のレストランは休業だ。日本でも同社の瓶入りビールは少し大きなスーパーで手に入るが、こんな田舎で作られているとは驚きだ。

2018年10月 8日 (月)

エルスタータールバーン

東独山中大ハイキングのゴール・グライツ駅に着いたのは11時38分だ。ネチュカウ駅に降り立ったのが8時04分だったから3時間半の行程だ。

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この街にはGreizerという小さな醸造所があるので、時間があれば寄ろうかと考えていたが、甘かった。グライツ駅12時16分発の列車に乗らねばならない。貫禄ある駅舎なのだが古びていて今は使われていない。無人駅だ。

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ここで待てば列車に乗れるという安心感は格別だ。

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他の客はいない。セバスチャンくんは心強い。

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はるかに教会を望む心温まる風景だ。

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ここからGeraまで乗車する。

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グライツ駅は右下欄外になる。

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ゲーラにて乗り換え。

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今度はこちら。すぐ次の駅「BadKoestritz」で下車する。


2018年10月 7日 (日)

グライツ行

ゲルチュタール橋見学を終えた。同地滞在は40分程度だった。近所にカフェの一つもない。エルスタータールバーンのグライツ駅に向かうためのハイキングが待っている。地図から予想した通り、ほぼ平坦かやや下りの道のりだ。



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これでゲルチュタール橋は見納めとなる。

グライツへの道のりが確信できないまま不安のハイギングだったがとうとう、道端にカフェを発見。店の名前は「Gruss Gott」だ。

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ひとまずここでグライツへの道を訊いた。店前の道をまっすぐいって橋で川を渡って右折だという。店の従業員ばかりでなく、他の客も親切に教えてくれた。

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言われた通り、川を渡る。とてもとてもきれいな川だ。エルスター川という。この川が造った渓谷が「エルスタータール」だ。

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ほどなくグライツの街にはいる。バッハ通りがあって驚いた。

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ネチュカウ、ゲルチュタール橋、グライツの位置関係がこれでわかる。ネチュカウの標高が378mでグライツが268mだから、ほぼ下るのは当たり前だ。薄桃色の線が、ザクセンとテューリンゲンの州境だ。

2018年10月 6日 (土)

ゲルチュタール橋

かつて展開した「鉄道特集」の中で、レンガ造りとしては世界最大の鉄道橋について言及しておいた。

この度の旅行の3大テーマの一つ「鉄道」の中で、この地の訪問は最大のエポックだった。最寄り駅ネチュカウから1.2kmの徒歩。帰路同駅に引き返さずに6km歩いてグライツに向かうハイキングというプラン自体が大きな冒険だった。

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こうして初めて見えたときは、心が震えた。どれだけうれしいかお分かりいただけるだろうか。

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周囲の建物と比較すればどれほどの規模かお分かりいただけるはずだ。

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さらに近づくとその威容が実感できた。運が良ければ実際に列車が通るところを撮影できるのだが。日曜だというのに人影もない。

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古代ローマの水道橋を思わせる威容。ただ深くため息をついた。

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真下から。

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反対側に抜けたから逆光。

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実のところ、ゲルチュタール橋が渡っているのはこのちっぽけな川。この川を渡るのにこの規模の橋とは豪勢な話だ。川が削った谷を渡ると考えねばならない。実はこのちっぽけな川が、ザクゼンとチューリンゲンの州境を形成している。昔は国境だったということだ。

ああ、それにしてもこれだけの大建造物なのに、観光資源としてはほぼ無名。アクセス不便の上に案内表示皆無だ。「地球の歩き方」にも載っていない。それだけに苦労してたどり着いたという感慨はひとしおだ。

2018年10月 5日 (金)

ネチュカウ

8時04分。定刻にネチュカウに着いた。私以外降りない。
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無人駅だ。心細くなるくらい田舎。売店もない。バスは平日のみ運行しているらしい。つまり観光需要が想定されていないのだ。

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道を訊こうにも人がいない。あらかじめプリントして持参したグーグル地図頼りに進む。

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予想通り下り坂の連続だ。

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小さな街なのに立派な教会。

そしてとうとう。

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目的地の標識だ。けれど出会った案内はこれだけだった。

2018年10月 4日 (木)

ツヴィッカウスルー

旅行4日目。8月12日(日)のレポートに入る。

ライプチヒ中央駅6:39のツヴィッカウ行きSバーンに乗る。6時30分から始まるホテルの朝食バイキングは諦めての早立ち。セバスチャンくんが本日のルートを説明する。

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ライプチヒから黒矢印の通り南下する。地図右上端のツヴィッカウ行きだ。これでツヴィッカウまでいかずにWerdauで乗り換える。降りたホーム向かい側からネチュカウ方面行きが出る。ツヴィッカウと言えばブラームスの恩師シューマンのふるさとなのだが、後の予定を考えて悠々とスルーをかます。

その後ネチュカウで下車して徒歩で1.2km。ゲルチュタール橋を目指す。そこからまた6km程度歩いてグライツ駅から乗車する。

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ツヴィッカウ行きに首尾よく乗り込んだ。ガラガラである。

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ここで乗り換え。

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今度はこちら。

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のどかかな沿線風景だ。旧東独の田舎である。

2018年10月 3日 (水)

アウアーバッハケラー

ライプチヒ中心部のメドラーファサードの地下。1525年創業の老舗で森鴎外やゲーテも通ったという自家醸造のお店。オルガンコンサート2回戦のあと、満を持してしけこむにはぴったりの穴倉感であった。

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入り口にはファウストの場面から切り取った荘厳な像が飾られている。後ろの階段を回り込みながら地下に潜りこむ。

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重厚な内装。

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ただただ圧倒される迫力だ。

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自慢の自家醸造ケラービア⑧を所望。ゴールドが鮮やかなのだが、味わいもそれに劣らず華麗。遥か南のミュンヘンのヘレスに近い。甘みさえ感じられる。苦味はほんの添え物だ。瓶の表面に水滴がつかない。つまり冷えていないのだ。

鴎外やゲーテの逸話などなくてもビールの味わいだけで二重丸だ。

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憧れに憧れたライプチヒの夜が更けてゆく。



2018年10月 2日 (火)

オルガン演奏会②

8月11日17時ライプチヒ、ニコライ教会。

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演奏はこの人エヴァ・シャドさんという女流オルガニスト。ブレーマーハーフェンからの客演らしい。

内装がいたく気に入ったというニコライ教会でのコンサート。柱の上の装飾が見事などと言っている場合ではない。プログラムは以下の通り。

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フランクの作品が主でバッハが冒頭の1曲だったトマスでのコンサートが、やや退屈なのを、聴いたことが無い曲だからと自分を納得させていたことが、こちらでさっそく破綻する。こちらだってシューマン以下の作品は聴いたことがないのだが、とても楽しめた。聴いたことないから退屈というのではなかった。

バッハのオルガン作品中最高の有名曲で、何度も聴いたことがあるのに、今日の演奏は別格だった。はっとするほど遅いテンポで入り、フーガの所は対照的に弾まんばかり。ここはライプチヒだという脳内補正もあって、作品の再発見が出来た。

その原因の一つが、音響だ。トマスに比べて華やか。音一つ一つが明瞭だ。バッハゆかりのトマスというステイタスを取り除いて公平に比較するならこちらを取る。ブクステフーデの前奏曲、コラールに始まってバッハに連なる正攻法を堪能したのちに、シューマンを経て20世紀の作曲家に連なる巧妙な配置は、最後の2作が心から楽しめたことで、極上の余韻となった。

離れ難く席を立った。出口付近の一角でCDを一枚購入した。同教会オルガンで演奏されたバッハオルガン作品集だ。帰宅して聴くと当日の響きがきちんと再現されていてほっとした。よい買い物だ。

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2018年10月 1日 (月)

ニコライ教会ライプチヒ

15時からのトマス教会のオルガンコンサートは16時にはお開きとなった。歩いて5分ほどのニコライ教会で17時開演のオルガンコンサートに予定通り梯子をかける。

16時30分には会場入りして見学。

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バッハによる演奏の記録もある由緒ただしい教会だ。

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気に入った。淡い色調の内装。細やかで繊細な装飾。知名度の点でトマス教会には一歩譲るかもしれないが、実感としてはこちらがいい。

入り口近くの小さなスペースにCDが少しだけ置いてあった。同教会のオルガン演奏が収録されたものばかりで好感がもてた。バッハ作品集を買い求めた。

2018年9月30日 (日)

オルガン演奏会①

2018年8月11日15時ライプチヒ、トマス教会。

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この位置からするとオルガンは後方、それもかなり高い位置にある。

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そしてサイドにもう一台。

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演奏は、Daniel Beilschmidt

  1. Bach::Plaludium und Fuge h-moll BWV544
  2. Franck:Grande piece symphonique op17
  3. Franck:Prelude,Fuge et Variation op18
  4. Franck:Final op21

フランクに重きを置いたプログラムだ。バッハが1曲聴けたのは幸いだった。初耳のフランクは聴き込み修行が足りないせいで退屈だった。それでもそれでもここでバッハを聴けて満足した。

2018年9月29日 (土)

ステンドグラス

トマス教会に限らず、あちらの教会はステンドグラスが美しい。モチーフはイエス様や聖人たちが多いのだがここトマス教会にはバッハのステンドグラスがある。

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神に近い扱いだ。

2018年9月28日 (金)

フォトアクセント

旅行先でたくさん写真を撮る。それらをブログ上で公開する場合に、写真の一角に個性を主張できるアイテムを映しこむ。

お気づきの向きは多いだろう。今回の主眼の一つが作曲家たちの墓参だ。日本から生花を持参するわけにもいかないし、現地で首尾よく買えるか不安もあった。それでもやはりお花をささげたいので、造花で飾ったリースを持参した。撮影の時にはそばにおいて映しこむけれど、撮影が終わったら持ち帰る。パッヘルベルのお墓でも、バッハのお墓でも写真に映し込んでいる。

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愛用の帽子と共に映っているこのリースだ。

有名作曲家のお墓の写真はネット上にあふれている中、手作りのリースが置かれているだけで、写真の「とっておき感」が上がる気がする。

旅のお供用ペットにと持参した猫のペットボトルホルダー、セバスチャンくんもこの系統の狙いだ。

2018年9月27日 (木)

バッハ墓参

15時からのコンサート開演より少し早くトマス教会についた。お目当てはバッハの墓参。

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足がすくんだ。ここにバッハが眠っていると思うと、背中が寒くなった。セバスチャンも神妙だ。教会の構造から申し上げてかなりの重要な場所に埋葬されていた。元は別の墓地に埋葬されていたものを第二次大戦後現在の場所に改葬したという。

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ここでコンサートが聴けるということだ。

2018年9月26日 (水)

アルトのTシャツ

ムゼウムショップのマーケティングに踊らされて、思わずTシャツを購入した。ブログ「ブラームスの辞書」運営のブログネームである「アルトのパパ」としては欠くべからざる一品だ。

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マスカット色の地に白文字で「Alto」と書かれている。この文字はバッハが楽譜上のアルトパートを表示するために記したもの、つまり彼の筆跡だ。当然他に「Soprano」「Tenor」「Bass」もあるのだが迷わず「Alto」を購入した。

2018年9月25日 (火)

バッハムゼウムLeipzig

トマス教会から見て、広場を挟んだ向かい側にある。

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お叱り覚悟で申すなら、流してもいい。憧れに憧れた念願のトマス教会が目の前にあるのに、展示を丹念に眺めるのは気が進まなかったと告白しておく。ドイツらしい堅実で丁寧な展示ではあったのだが、説明がドイツ語と英語になっているのも影響している。貴重な自筆譜と分かってはいても、バッハ像や教会の実物の迫力に触れた後ではいささか淡白と映った。

そしてショップだ。教会直営のトマスショップと合わせて、バッハが商売になっていることをよくも悪くも実感させられた。Tシャツ、マグカップ、エコバッグ、絵葉書、ハンカチ、ネクタイ、チョコレート。黙っていても世界中から愛好家が押し寄せることが前提のマーケティングが勝っている。

特にCDの品ぞろえは、日本のショップと大差ない一方で、トマス教会での演奏を収録したCDが少なくて面食らった。

2018年9月24日 (月)

ロコモティヴライプチヒ

2年前同行した長男は今回留守番。代わりにサッカーグッズを要望された。出来るだけレアなチームがいいという。

トマス教会のそばで、思いもよらぬショップを発見した。

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ロコモティヴライプチヒのファンショップだ。ここ2年ブンデスリーガ1部に所属するRBライプチヒは、日本でも報道に接することが多いけれど、こちらは無名。「ロコモティブ」は旧共産圏でよく見かける名称だ。店員に訪ねるとなんと4部所属らしい。

なるべく無名なところという長男の希望にピタリだ。4部のクラブとは思えない豪華なショップで、Tシャツとタオマフをホクホクと購入した。

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こちらは強いほうRBライプチヒのショップ。せっかくなのでこちらでもTシャツとタオマフをゲットしておいた。

2018年9月23日 (日)

三位一体の地

この度の旅行の3大テーマ「鉄道」「音楽」「ビール」を一か所の訪問先が満たしているケースは多くない。8月11日午後ライプチヒでその希少な経験をした。

森鴎外の「独逸日記」1885年6月10日ライプチヒのバイエルン方面駅にてコンサートを聴いたという記述が出て来る。バイエルンとザクセンを結ぶ鉄道の駅だ。現在そこは駅として使用されていないものの、跡地が保存されてレストランになっており、自家製のビールが供されている。鉄道とビールという条件を満足しているのだが、ここに音楽を加えうると証言しているのが大文豪鴎外の日記だ。

ドイツ国立図書館を後にして、市電で2つめだ。

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心躍るばかりのアプローチ。8月11日のランチはここでと狙っていた。

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好天は何よりのご馳走だ。

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ザクセン・バイエルン国営鉄道と解しうる。

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これがレストランの入り口。線路4つの頭端式の駅の待合室がそのままレストランになった感じ。

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原料のモルツがさりげなく、あるいはこれみよがしに通路に積まれている。

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これが目的のLeipziger GosePils⑦だ。白濁したピルスという感じの見た目なのだが味わいはすこぶる個性的。ベルギー産の自然発酵ビール・ランビックを思わせる痛快な酸味が、ほぼ冷やさずに提供されることで意図的に強調される。見ての通り超きめ細かな泡とともに癖になる味だ。

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コースターがおしゃれで特筆もの。蒸気機関車の煙突がジョッキになっている。

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無難の定番シュニッツェルを注文した。皮を除去したレモンの輪切りは気が利いている。いかんせんセバスチャンより大きいそのサイズに驚かされた。

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客車コンパートメントを模したトイレもおしゃれ。青はバイエルンの象徴だ。ここからバイエルンに行けるぞというオーラが充満ししている。

2018年9月22日 (土)

嫁ぎ先訪問

「ブラームスの辞書」をドイツ国立図書館に寄贈した話はすでにしておいた。その所在地はライプチヒだ。娘の嫁ぎ先を初めて訪問する親の心境だ。

8月11日午後の大切な用事。地下鉄と市電を乗り継いで20分くらい。

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その名も「NationalBibliotek」というそのものズバリの停留所で下車。

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見えてきた。

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ドイチュブッヘライだ。間違いない。

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思い切って執務室に突撃。寄贈した時にいただいた礼状の現物を示して、事情を話した。

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蔵書になっていることがたちどころに検索されたが、現物を取り寄せるのに3時間かかるということで対面は諦めた。代わりに蔵書データを出力してくれた。ドイツ国民の税金で元気に暮らしているとわかった。

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2018年9月21日 (金)

バッハ像

トマス教会のそばに名高いバッハ像が建っている。

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見ての通り独り占めだ。

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ブラームスの辞書写真集

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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