怪我の功名
母の日の夜、愛用の弓にトラブルが発生し、15日の夜までヴァイオリンの弓を使って練習した。19日の夜にも弓の毛が抜けるトラブルが起きて,1日預けて修理した。
ヴィオラの弓を使えずヴァイオリンの弓でしのぐ日は、バッハを弾かなかった。仕方ないから、教則本のスケールだけを延々と練習していた。
で昨日はレッスンだった。いつも通り教則本からレッスンに取りかかるが、やけに出来がよく次の課題をもらえた。この1週間バッハ棚上げでスケールばかりやっていたが、その効果が出たということだ。普段からこのくらい気合いを入れてスケールをやれという神様のメッセージに違いない。
教則本の練習の後、事情を先生にお話すると、ニコニコと笑ってうなずいてくれた。
大事なのはその先だ。レッスン前1週間、ほぼバッハのガンバソナタをさらえていなかったにも関わらず、レッスンが流れた。「テンポの早い4楽章の8分音符はもっと弓を使って」「開放弦を恐れるな」など毎度毎度のアドバイスがやけに心にしみてきた。次回は2番を始めましょうとなった。
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