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カテゴリー「004 ドイツ旅行③」の164件の記事

2024年5月24日 (金)

迂闊の連鎖

岐阜県と愛知県の区別がつかない失態 を演じたばかりだ。

記事「ドイツの思い出に 」に掲載した写真の再下段左端に世界最大のレンガ造鉄道橋が写っている。ゲルチュタールブリュッケだ。あの旅行ではここを訪れることがエポックであった。ネチュカウ駅で降りて徒歩。ゲルチュタールブリュッケを過ぎてグライツ駅までを踏破した。 

そのゲルチュタールブリュッケは、行政区でいうならザクセン州のプラウエンという街にある。

そう、その街こそがこのたびのカンタータ特集の旗振り役であるカール・リヒター先生の生まれた街であった。

いやはや後の祭り。

2024年5月14日 (火)

ドイツの思い出に

ご記憶の向きは多くないと思う。

2019年1月1記事記事「2019年カレンダー 」のことだ。2018年夏のドイツ旅行で撮影した写真から12枚を厳選して、翌2019年のカレンダーに仕立てたものだ。バッハ、パッヘルベル、テレマン、ブクステフーデら4名の墓参を1度の旅行でクリアする企画を柱に、ICE乗りまくり、ビール飲みまくり、オルガン聴きまくりの9泊11日だった。そりゃあ今ほど円安ではなかったということもあって往復ビジネスクラスとしゃれ込んだ。

今にして思えばラッキーだ。

このところの自室整理で、役目を終えていたそのカレンダーの処遇を決めた。古いカレンダーなど使い道はないのだが、写真を捨てるのはもったいないと、全12枚を額縁に納めて自室に飾ることにした。

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左上から右に1月、2月、3月の順。右下が12月だ。

  • 1月 ニュルンベルク・ゼバルドゥス教会の朝焼け
  • 2月 ライプチヒ・トマス教会
  • 3月 ライプチヒ・ニコライ教会
  • 4月 ワルトブルク城 セバウチャン入り
  • 5月 ハンブルク・ブラームス博物館 そりゃ誕生月やし。
  • 6月 ライプチヒ中央駅 セバスチャン入り。
  • 7月 ハンブルク港
  • 8月 リューベックのホテルマスコット
  • 9月 ゲルチュタールブリュッケ 世界最大のレンガ造鉄道橋
  • 10月 ライプチヒ・バッハショップ セバスチャン入り
  • 11月 リューベック・ヤコビ教会
  • 12月 ハンブルク・カタリーネン教会 

これで、末永く保存できる。

 

2020年8月 9日 (日)

つくづく強運

  思えば二年前2018年の8月9日だった。私は9泊11日のドイツ旅行に出発した。昨年には思いもしなかったがコロナ禍の今、つくづく無事に行って来れてよかったと感じる。旅のテーマは「音楽」「鉄道」「ビール」だった。

  1. 出来るだけたくさんの樽生ビールを飲むと決めていた。25種類にありついた。
  2. ケストリッツ、フレンスブルクでビール工場訪問。
  3. バッハ、テレマン、ブクステフーデ、パッヘルベル、テレマン、CPEバッハ、ラインケンの墓参。
  4. ブラームス、バッハ、シュッツの生家訪問。
  5. オルガンコンサート4回。ライプチヒ・トマス教会、ニコライ教会、ハンブルク・ミヒャエリス教会、リューベック・マリエン教会。
  6. ドイツ鉄道1000km乗りまくり。10日間ICEファーストクラスフリーチケットだ。
  7. 鉄道遺産ゲルチュタール橋、レンズブルク橋訪問。
  8. ニュルンベルク1泊、ライプチヒ3泊、アイゼナハ1泊、ハンブルク2泊、リューベック2泊だ。
  9. ルターのワルトブルク城訪問。
  10. 「ブラームスの辞書」をハンブルク、リューベックのムゼウムに寄贈。
  11. ライプチヒ国立図書館で「ブラームスの辞書」が蔵書になっていることを確認。

たまらん。「母特集」に割って入る程の実感。これはそのときの母へのお土産。

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ドイツのAIGNERというブランドで本革。けっこうなお値段だったが今は、毎日のお買い物に持ち歩いてくれている。

2019年10月 3日 (木)

時刻表どうなる

ラグビーのジャイアントキリングやらジェシーノーマンさんのニュースに紛れてとんでもない知らせが届いた。

英国の旅行会社トーマスクックが倒産したらしい。旅行の個人手配が普及したことが原因らしい。世界最古の旅行代理店ということで、しばしば話題にしてきた。旅先から帰国できない「旅行難民」の発生も報告されている。

がしかし、ブログ「ブラームスの辞書」としては、同社が刊行する欧州鉄道時刻表の行く末が気になる。

2019年9月 8日 (日)

言い訳としてのBPT

昨年8月のドイツ旅行のテーマは、ブクステフーデ、パッヘルベル、テレマンそしてバッハの墓参だった。今日のタイトルBPTとはブクステフーデ、パッヘルベル、テレマンの頭文字だ。その旅路のレポートがあくる今年1月に一段落したあと、すぐさまパッヘルベル特集を始めた。それにテレマン、ブクステフーデが続いた。

そのことによりバッハネタの濃度が下がった。バッハ生誕333年を記念してバロック特集期間中に333本の記事を公開してバッハにささげると宣言したが、本年8月31日の期間満了までに333本の記事を公開できなかった。本日はその言い訳だ。記事の備蓄としてはバッハ関連記事は333本に達しているが、公開日が足りないということ。

あの旅行に4人の墓参を埋め込んだ判断には、微塵も後悔していない。私の今後の音楽の聴き方を改めて確認できた。

 

 

2019年9月 7日 (土)

下方修正

バッハ生誕333年をお祝いして、バロック特集の会期末までに、333本のバッハ関連記事を公開すると宣言したが、このほどこれを下方修正する。この数値に届いていない。バロック特集を始めるとき、カテゴリー「バッハ」に属する記事は131本あったから、会期内にこれを464本にするはずだったが、今まだ362本にとどまっている。100本のショートだ。備蓄記事まで入れれば足りているという言い訳も空しい。

原因ははっきりしている。

昨年夏のドイツ旅行報告記事を大量発信したため、バッハ関連記事の濃度が下がった。記事の備蓄は十分にあるのだが、公開のための日数が足りなくなったということ。

2019年8月20日 (火)

はやはや一年

ドイツバロックの巨匠4名の墓参を核としたドイツ旅行から帰って早くも一年だ。アイゼナハで置いて行かれそうになったセバスチャンは静かに暮らしている。

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持ち手の縫い付けが貧弱なのを改良されてよりアクティブになったのだが、旅行にお供させてもらえない。胸にはワルトブルク城の撮影許可のシールが貼られている。

2019年6月19日 (水)

偶然と必然と

2016年秋に時計を戻す。記事思い付きのスランプに見舞われ、備蓄が800を割り込むという非常事態からやっとの思いで脱したころ。2018年がバッハ生誕333年だということを切り口に元日からバロック特集を立ちあげると決めた。当時バッハ記事の備蓄はおよそ40本。この状態でバロックを年間企画にすると発起した。やがて、生誕340年のヴィヴァルディも視野に入れると決めた。そうでもしないと年間企画にならないからだ。その調子でドイツバロックにまで拡張を試みた。みるみる記事を稼ぎ、2018年では収まらなくなった。2019年8月までの会期延長を決定した。これが2017年末くらいだ。

2018年春に3度目のドイツ旅行を企画し、その報告記事がバロック特集と拮抗しないよう、訪問目的を、バッハ、テレマン、ブクステフーデ、パッヘルベルの墓参と定めた。真夏の旅行だから、演奏会全滅を覚悟での決定だったが、代わりに主要な教会でのオルガンコンサートに狙いを定めた。

結果、オルガン音楽に目覚めた。

必然と偶然がまじりあいこの先10年の音楽との接し方を決めることが出来た。ブラームスへの熱意そのままにである。

 

 

 

 

2019年6月 3日 (月)

のんきな見過ごし

バロック時代のオルガン製作者アルプ・シュニットガーのオルガンをハンブルク・ヤコビ教会で見た。偶然リハを聴けたと盛り上がった。そのシュニットガーのオルガンの所在地を調べていて愕然とした。EutinとRendsburgがあるではないか。

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先のドイツ旅行の9日目8月17日に通った。Eutinはリューベックからフレンスブルクに向かう途中だ。ここは列車で通っただけなのだが、Rendsburgは下車した。レンズブルク鉄道橋を見学するためだった。

この2つの街にシュニットガーのオルガンがあるとわかっていたら、前後の予定を調整して見学したかった。

 

 

2019年4月23日 (火)

誕生日不明

音楽史上の相当な有名人でも、誕生日がわからない人は多い。死没の日は有名になってからなので比較的記憶されやすいが、生まれた日はそうもいかぬようだ。大抵は生地の教会の受洗記録から類推されて、おおまかに誕生日が推定できるものだ。

ブクステフーデは、1637年頃父の任地で生まれたはずくらいの情報しかない。

 

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