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カテゴリー「082 かるた」の14件の記事

2022年2月26日 (土)

かるたの隠し玉

一昨年のクララに続いて、昨年バッハをかるたにした。延々と展開したシューベルトさんではあったが、歌曲に特化していたせいかかるたまでは届かなかった。ドヴォルザークさんを抜いて東大関になれないのはそのあたりの事情もある。

シューベルトさんでかるたが作れるようなら記事確保は安泰なのだけれど。

2021年1月 2日 (土)

やはり作れた

生誕333年のバッハを題材にかるたを作ると決めたのは2016年11月だった。ブログ「ブラームスの辞書」のゴール2033年までにバッハのメモリアルイヤーが無いことから、2018年の生誕333年を無理やりメモリアルイヤーに見たてることでモチベーションを上げた。

記事を積み重ねる中、バロック特集に昇華したが、話の中心にいたのはバッハだった。かるたをひねりだすのは楽しい。下記の通り、このたび公開した「バッハいろはがるた」は5作目だ。

  1. ブラームス
  2. ドヴォルザーク
  3. ビスマルク
  4. クララ
  5. バッハ ←New

ビスマルクが少々異例だが、まずは順当だ。「ベートーヴェン」「ワーグナー」などできそうで出来ない人々も多い中、バッハは王道。

 

 

 

 

 

2021年1月 1日 (金)

バッハいろはガルタ

バロック特集を象徴するおバカな正月企画をお届けする。いつもの通り下記のルールにのっとって作成した。

  • 原則として五七五の俳句調とする。
  • 「バッハ」という言葉を使ってはならない。
  • 清音に加えて、濁音、半濁音も対象にした。
  • 「を」「ん」「ぢ」「づ」「ゐ」「ゑ」を除いた。
  • 「ヴ」は何故か平仮名で打てないのであしからず。
  1. い イギリスの舞曲集めたわけじゃない
  2. ろ 6曲がいつも単位になっている
  3. は ハミングもカウントされてトリオかな
  4. ば バロックの時代を俺が終わらせる
  5. ぱ パロディをまるで悪いと思わない
  6. に 24すべての調が使えてる
  7. ほ ホ短調シャープ1個は十字架か
  8. ぼ 暴食に近いディナーのお献立
  9. ぽ ポロネーズ地味に初めてまぜてみた
  10. へ ヘンデルについには会えぬままだった
  11. ベ ベルリンのカールフィリップエマニュエル
  12. ペ ペニレーン2番を地味にパクってる
  13. と ト長調主役が抜ける3楽章
  14. ど ドッペルは実は2番が難しい
  15. ち 父親はパッヘルベルのお友達
  16. り リューベック働くならば嫁にとれ
  17. ぬ 抜け目ない就活用のコンチェルト
  18. る ルカ受難曲を偽作と見抜いてる
  19. わ 忘れられマタイでやっと思い出す
  20. か 棺桶に片足入れたアリオーソ
  21. が ガンバにも出番作ったコンチェルト
  22. よ 4か月休暇伸ばして叱られた
  23. た 大切な遺品の楽譜切り売りし
  24. だ 題材にちょっとレストロアルモニコ
  25. れ 例のない実はチェンバロコンチェルト
  26. そ 即興で弾けてなんぼのクラヴィーア
  27. ぞ ぞっこんの妻に音楽帖残し
  28. つ つれづれに我家持にこじつける
  29. ね 眠れない人を助けるアリアかな
  30. な 夏の夜にケストリッツァー飲んだかも
  31. ら ライプチヒ実は二番手以下だった
  32. む 無伴奏特に不自由していない
  33. う 歌えいざクォドリベット唱和せよ
  34. ヴ ヴィオラ好きじゃないかと思うBdur
  35. の 野放しの偽作はいつもされる側
  36. お 温泉に行ったら妻と死に別れ
  37. く クララにも左手だけじゃ難しい
  38. ぐ グールドの唸り声ならマネできる
  39. や やってみたバッハのカルタ出来上がり
  40. ま マタイ聴くそれほど長し在宅の午後
  41. け ケーテンの時代は器楽曲ばかり
  42. げ G線で弾けるはずだよこのアリア
  43. ふ フラットは涙シャープは十字架だ
  44. ぶ ブーレーをいつもジークの前に置き
  45. ぷ プレリュード置く置かないは脳の中
  46. こ コーヒーにはまる娘と止める親
  47. ご 五線紙の透かしまでもが監視され
  48. え エルンスト王子の曲も入れといた
  49. て テレマンのミドルネームを拝借し
  50. で 伝記書く大親友を誉めちぎる
  51. あ アイゼナハ五十音なら先頭に
  52. さ 三連符人が望んだ喜びだ
  53. ざ 在宅の午後粛々と無伴奏
  54. き 教会は井戸振り見てろと覚えよう
  55. ぎ ギリギリのところでフーガぶった切る
  56. ゆ ゆっくりの付点はフランス風序曲
  57. め 目覚めよと呼びだす声はEsdur
  58. み ミラノハレビュッケブルクにハンブルク
  59. し 祝日の暦で初演日がわかる
  60. じ 十二音すべて出てくるロ短調
  61. ひ 筆跡が似てくるほどの内助かな
  62. び ビオンディ無名時代にブランデン
  63. ぴ ぴったりと14になる文字使い
  64. も 漏れ聴いた噂にびびり相手逃げ
  65. せ 旋律をかぶせただけでアヴェマリア
  66. ぜ 贅沢な花の85年組
  67. す 数字見てさくさくバッソコンテヌオ
  68. ず ずっと聴くGOTOバッハ悪くない

お粗末。

 

 

 

 

2020年3月15日 (日)

班対抗かるた大会

小学校4年の3学期。1970年のことだからもう50年前の話だ。

担任だった植木先生は、国語の時間に突然「百人一首大会」をやると切り出した。明日の午後から練習してみるから、おうちに百人一首がある人は持参してくださいと。続けて黒板に一首書いた。

よをこめてとりのそらねははかるとも

よにあふさかのせきはゆるさじ

これで上の句と下の句を説明してくれた。取り札には下の句しか書いていないこと。読むのは上の句から読むこと。だから歌を暗記している人は、上の句が読まれるやいなや取り札に殺到できます云々。意味や歌人の説明はなし。

帰宅してさっそく両親に話すと、我が家に小倉百人一首があった。「おおっ」ってなもんだ。上記の清少納言の歌を暗記してしまったと話すとたいそう喜んでくれた。

翌日、クラスをおよそ7人ずつの6班に分けて100枚をばらまいての乱取り。私は20枚とって班で一位になった。ろくに歌を覚えていないのに要領よく立ち回って優勝した。先生は各班の優勝者を集めて決勝大会をやるとおっしゃった。1位だけを集めた班、2位だけを集めた班、3位だけを集めた班、4位以下はランダムで班を作って来週は一日がかりにしましょうと。私は思いがけず20枚とれて一気に気合に点火された感じ。

帰宅して父に話すと、暗記を手伝ってくれることになった。父も母もほぼ100首暗記していた。父が読んで母と対戦する。あるいは母が読んで父と対戦する。そのうち私が読んで両親が真剣勝負を始めた。こうして一週間後に全部覚えていた。最後に暗記したのは「人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににおひける」紀貫之だった。初句を言われれば、下の句まで全部言えるようになった。歌人との紐付けはまだできていないし、歌人の氏素性もわかっていないまま、歌だけ丸暗記に成功したということだ。1文字目決まりの「むすめふさほせ」や、初句で決まらないお歌など、両親のウンチクも吸収した。

決勝戦は、他の対戦を全部終えたあと、クラス全員が注目するなか先生が読み人になって行われた。各班の1位だけ集めた6人で乱取りした結果、私一人で51枚とって優勝。残り30枚くらいからは全部私がとった感じ。竹製の小さな花瓶をトロフィー代わりにと先生が用意してくれた。

当時の得意札は阿倍仲麻呂だった気がする。

クラシック音楽にのめりこむのはこの3年後であった。

2020年1月 2日 (木)

カルタ算用

クララ特集末尾に訪れた元日だから、昨日の「クララいろはがるた 」はベタな展開だった。しかし避けては通れぬノリではある。だから禁句を増やして難易度を上げてみた。

ブログ「ブラームスの辞書」のゴールにたどり着くにはあと13回元日をやり過ごす必要がある。そのうちいくつをカルタでまかなうかは真剣な検討に値する。作曲家や演奏家ばかりが切り口では心許ないだろう。

双六に行ければかなり展望が開けるのだが。

2020年1月 1日 (水)

クララいろはガルタ

ある意味見え見えの展開。クララ・シューマンネタのカルタを作成した。濁点、半濁点含む68句を一挙に公開する。今回は以下の通りの禁句を設定した。

  • 「クララ」
  • 「シューマン」
  • 「ヨハネス」
  • 「ブラームス」

これらの単語を一切用いずに五七五で作った。

  1. い 犬小屋と呼ばれた家は光る谷
  2. ろ ロマン派の落とし処を見届ける
  3. は 灰色の真珠がぽろりロ短調
  4. ば バースデーカードを書かぬ年は無い
  5. ぱ パガニーニ魔女でなければ弾けません
  6. に ニ短調変奏曲のピアノ版
  7. ほ 施しはお気持ちだけを受けておく
  8. ぼ 僕も逝く一年経たず後を追う
  9. ぽ ポコフォルテ届かぬことが美しい
  10. へ 兵隊のおもちゃを家で見せられた
  11. ベ ベートーヴェン後期のソナタ弾きまくり
  12. ペ ペン震え最後の誕生祝い書く
  13. と とっておき誕生祝うこのホルン
  14. ど ドレスデン悔しい記憶敵討ち
  15. ち 地図買ってエンデニヒまで届けさせ
  16. り リウマチの痛みをそっと思い遣る
  17. ぬ 抜き差しのならぬ恋かと世間云う
  18. る 留守宅はいつもマリーが取り仕切る
  19. わ ワーグナーあれを音楽とは言わぬ
  20. か 家計簿を代わりに僕がつけている
  21. が 我慢させ咥えタバコで低音部
  22. よ 呼び出され聴いたソナタはハ長調
  23. た 頼りすぎアンタの息子金が無い
  24. だ 脱臼が左だったらどうしてた
  25. れ 連弾にピッタリハンガリア舞曲
  26. そ それなりの理由探して入り浸り
  27. ぞ ぞっとするリストにお礼書くなんて
  28. つ Cmoll実はイニシャル隠れてる
  29. ね 念のため作品の2を献呈す
  30. な 何じゃこりゃバッハが受けぬ街ばかり
  31. ら ライプチヒノイマルクトに生家あり
  32. む 無理をして一つ選べばヘ長調
  33. う ウィーンへ皇帝讃歌手土産に
  34. ヴ ヴィークにも反対をする理由あり
  35. の 乗換えをしくじりついに間に合わず
  36. お 欧州を一跨ぎするコンサート
  37. く 空気読め嫁をもらえとすすめるな
  38. ぐ 愚の骨頂テンポの数値決めるのは
  39. や 山よりも高く谷より深くから
  40. ま マリーには苦労させたと振り返り
  41. け 喧嘩して起死回生のイ長調
  42. げ ゲンなおしライン地方を旅行する
  43. ふ 夫婦よりつきあい長し40年
  44. ぶ ブラ1に見え隠れする濃い事情
  45. ぷ プールにも医者の見立てでいれさせる
  46. こ 細か過ぎ伝わりにくいこのカルタ
  47. ご 轟々の批判を軽く受け流す
  48. え 嬰へ調Fisはほんのりフェリックス
  49. て 天国に持って行きたい雨の歌
  50. で 弟子あまたフランクフルト音楽院
  51. あ 雨の歌原稿料を送金す
  52. さ 最後の日しっかり別れ際のハグ
  53. ざ 懺悔です暗譜したのはこの私
  54. き 聴きたいな黄金ペアのコンチェルト
  55. ぎ 逆縁の子供を4人見送った
  56. ゆ ユーリエを嫁がせた後気がついた
  57. め 目で合図アインザッツも要らぬほど
  58. み 認めないドヴォルザークの価値なんて
  59. し 出版をしてもよいかといつも訊く
  60. じ 10月の朔日だった出会いの日
  61. ひ 一工夫同じ曲から変奏曲
  62. び ビシビシといらん曲にはダメを出し
  63. ぴ ピッタリと誤植を先に直してた
  64. も 物心つかぬうちからピアニスト
  65. せ 詮索は野暮なばかりの阿吽かな
  66. ぜ 全集に名前を漏らす大チョンボ
  67. す 既にもう聞こえぬ耳にクラソナタ
  68. ず ずっと前聴いた時には序奏なし

あけましておめでとうございます。

2016年11月 7日 (月)

カルタは無理

2010年1月6日の記事「カルタのノミネート」で今後カルタになりそうな人物を予想した。その中に第10位ながらメンデルスゾーンが入っていた。メンデルスゾーンで作れるくらいならば、ブログ「ブラームスの辞書」ゴールの2033年までの記事確保は安泰だと述べた。

「メンデルスゾーンいろはガルタ」を元日にアップできればカッコいいのだが、正直なところ無理だ。生煮えのまま無理矢理数を合わせてもお里が知れるだけだ。

ネタの源泉となる情報が決定的に不足している。愛情の不足も疑わねばならない。カルタを作りきってしまったドヴォルザークはよっぽどのことなのだ。

2013年1月 2日 (水)

カルタの大穴

いやはや驚いた。ブラームス、ドヴォルザークに継ぐカルタの第3弾がまさかビスマルクになるとは思わなかった。2010年ドヴォルザーク特集の真っ只中で迎えた元日に「ドヴォルザークいろはガルタ」を公開した後に、今後カルタを作れそうなテーマのランキングを記事にした。このときビスマルクはランクインしていなかった。ランクインどころか頭の隅にさえ宿っていなかった。それが昨年4月から延々ビスマルクネタを発信するうちにみるみるカルタ化が現実味を増してきた。

それほど昨年3月のドイツ旅行の印象が鮮烈だったということだ。膨張する次女のオケネタとの拮抗は悩ましい限りだったが、そういうときほどネタを思いつくから始末が悪い。やむを得ず20本ほどのビスマルクネタが公開延期になり、2015年のビスマルク生誕200年企画まで温存される破目になった。

この調子でランク外から彗星のように躍り出るカルタがもう2、3本あれば、記事のやりくりもかなり楽になる。

2013年1月 1日 (火)

ビスマルクいろはガルタ

次女のオーケストラネタの奔流に呑み込まれ気味のビスマルク特集。これを蘇生させるための力技。いやはやまさかビスマルクでカルタとは我ながら驚いた。ブラームスドヴォルザークに継ぐカルタ第3弾をお送りする。

ルールはいつもの通り。

  1. 五七五の俳句調
  2. 濁点半濁点を含む68句。
  3. 「ビスマルク」という言葉を使わない。

<ビスマルクいろはガルタ>

  • い イギリスは攻めて来ないとタカくくり
  • ろ ロッキーの麓ダコタに名前貸す
  • は 半熟の卵をのせて食べたがる
  • ば バチカンと我慢我慢の根競べ
  • ぱ パリの街撃つや撃たぬで大議論
  • に 日本の留守の事情を心配し
  • ほ 本当は緩くつるんでいたいだけ
  • ぼ 暴漢に2度襲われて助かった
  • ぽ ポムメルンヴァルツィンは今ポーランド
  • へ ヘルベルト嫡男ゆゑの辛苦あり
  • ベ ベルリンとハンブルクでも名誉市民
  • ペ ペイしない植民地など儲からぬ
  • と トラブルは次の一手のとっかかり
  • ど ドイツでは何はともあれ参謀本部
  • ち 蓄音の宣伝代わり声遺す
  • り 理屈抜きシャンパンだけはおフランス
  • ぬ 塗り残す陸地が無いとあきらめた
  • る ルートヴィヒ2世手玉にとる手紙
  • わ 忘れるな賢者歴史に学ぶもの
  • か カノッサに俺は行かぬと啖呵切る
  • が 学生の牢に落書きまだ読める
  • よ ヨハンナのそばに行けると目を閉じた
  • た タクシスの郵便馬車を買い取った
  • だ 誰にでもすぐに喧嘩を吹っかける
  • れ 連戦を勝ち抜く支度出来ていた
  • そ 総選挙決戦の日が投票日
  • ぞ 続々とサドヴァの野辺にプロイセン
  • つ 疲れ果て帰るフリードリヒスルー
  • ね 熱冷ます暇を与えぬ3連勝
  • な 名も知らぬ南の島に名前付く
  • ら ラスカーと丁々発止やりあった
  • む 息子たちやっぱり父にかなわない
  • う ウィーンを攻めちゃならぬと体張る
  • ヴ ヴェルサイユ鏡の間にて国起きる
  • の ノイシヴァンシュタイン城の足しにして
  • お 乙女らに鉄血宰相気後れし
  • く  首を賭け辞任覚悟の大芝居
  • ぐ 軍事費を事後承諾で無理通す
  • や やすやすと英仏墺露ごぼう抜き
  • ま マリーとは実は心で惹かれあい
  • け 決闘を25回もやらかした
  • げ 逆鱗に触れて王国取り潰し
  • ふ ふくだもなフランスよりも手強そう
  • ぶ ブラジルのサッカー選手に確かいた
  • ぷ プロイセンやがてドイツに呑み込まれ
  • こ 皇帝を捕虜にした日が記念日に
  • ご ご自分でお決めなさいと突き放し
  • え 演説にメロメロ岩倉使節団
  • て 鉄と血を集めて速しエルベ川
  • で 電文を少し略してけしかけた
  • あ アウグスタ王妃は罷免出来かねる
  • さ 傘寿来て演説集を出版す
  • ざ 残念だ藻屑と消えし最強艦
  • き 気にしないロシアが南下してきても
  • ぎ ギリギリの密約外交お手のもの
  • ゆ 指環には呼ばれたけれどドタキャンし
  • め 目を覚ませ今鉄道は国家なり
  • み 道ならぬ恋の相手の紹介で
  • し 新帝と国を賭けての大喧嘩
  • じ 条約でがんじがらめの平和主義
  • ひ 人々が馬を放ちて馬車を曳く
  • び びっくりだまさかカルタになるなんで
  • も モルトケに葉巻を2本差し出した
  • せ 千年のハプスブルクに引導を
  • ぜ ゼメリンク峠で一度死にかけた
  • す スタウトをシャンパンで割るお気に入り
  • ず 頭が高いユンカー様のお通りだ

あけましておめでとうございます。

2012122911390000

またまた愛車のメーター。今年は地味にブラームス生誕180年だ。

2010年1月 6日 (水)

カルタのノミネート

ブラームスやドヴォルザークに的を絞ったカルタを作成して元日の記事としてブログで公開してきた。2007年2010年だ。ブログ「ブラームスの辞書」は2033年5月7日までの継続を譲れぬ方針として掲げているから、目標達成までには23回元日を迎えることになる。ネタの安定確保の観点からブラームスやドヴォルザーク以外にカルタに出来そうなのは誰かを考える。

  1. バッハ 最有力候補。ドヴォルザークに先を越されたのが悔しいくらいネタはある。
  2. クララ・シューマン おそらくバッハに拮抗する候補者。ネタの濃さなら負けていない。同時代を生きた強みは彼女のものだ。
  3. ロベルト・シューマン ブラームス本人とのつながりは相当なモンだが、暗い話題も多くなるから正月のネタとしてはドン引きされかねない。
  4. ヨアヒム シューマンと同様に濃いつながりがある。正当すぎて面白みに欠ける感じもする。
  5. ジムロック 玄人好みの穴馬。濃い話満載だ。最近のブログの流れから申すなら穴馬とは言えないかもしれない。
  6. ベートーヴェン 作れと言われればきっと出来てしまうのだと思う。問題は私の熱意だけかもしれぬ。
  7. マーラー 意外と作れる感じもする。
  8. ワーグナー シューマンやヨアヒムで作るより面白そうだ。
  9. メンデルスゾーン これが作れるようならきっと2033年までのネタ確保は安泰だ。
  10. シューベルト メンデルスゾーンと同じ。

上記全員で作れれば舞台裏記事と合わせて20本の記事が確保できる。ありがたい。その一方で今すぐ出来そうなのはバッハとクララくらいだ。ジムロックとマーラーもあと一息で作れそう。作ればいいという物ではない。血も涙もあるカルタにせねばならないから単にブラームスとの関係が濃いというだけでは失格だ。何よりも私が意欲を持てるかにかかっている。

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ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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