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カテゴリー「156 シャコンヌ」の4件の記事

2015年10月28日 (水)

イタリアンショック

いやはや、たまげた。私はショップに出かけた際、ブラームスのヴァイオリンソナタのCDが陳列されているあたりを一通り眺める癖がついている。最近ちょっとない発見をした。即買いだった。

バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータニ短調の終曲。というより「シャコンヌ」と申した方が早い。ブラームスが右手を脱臼したクララのためにピアノ左手用に編曲したことでも知られている。ピアノ伴奏が隅々まで普及したロマン派時代には、「無伴奏」という形態自体がある種のストレスだったと見えて、わざわざピアノ伴奏を付与する試みが見られた。ロベルト・シューマンによるピアノ伴奏付与したCDは既に入手済みだったが、このほど「シャコンヌ」のピアノ伴奏付編曲のメンデルスゾーン版を収録したCDを発見した。

メンデルスゾーンは忘れられていたバッハの再発見に道を開いた人物。マタイの蘇演の指揮者だ。バッハ協会設立の当事者でもある。つまり当時最高のバッハの権威だ。その人の編曲によるピアノ伴奏付与には本当に興味深い。

ヴァイオリニストは、あのシャコンヌをまるまる弾いている上に、メンデルスゾーンのピアノ伴奏がかぶっている。あのシャコンヌに伴奏を施すとはいい度胸をしている。現代では考えられぬ仕打ちだが、どうしてどうして真剣だ。

演奏はヴァイオリンがルドヴィコ・トラムマ、ピアノ、フラメッタ・ファッチーニ。おそらく二人ともイタリア人だ。

そうそう、そのシャコンヌの前にブラームスのヴァイオリンソナタ第1番ト長調が収録されている。よりによってイタリア人の試みとは恐れ入る。バッハとメンデルスゾーンの関係なら、よく知られてもいる。だからシャコンヌの後にはメンデルスゾーンのヴァイオリンソナタが収録されている。バッハ-メンデルスゾーンのコンビにブラームスを持ってくるとは、大した見識だ。

2007年12月16日 (日)

尊重すべき欠落

古典派からロマン派の時代にかけてピアノという楽器の機能が飛躍的に発展したことはよく知られている。音量、音域、耐久性の面で画期的な楽器になった。「旋律」「リズム」「ハーモニー」といういわゆる「音楽の三要素」をたった一人の奏者で概ね不足なく表現することが可能になった。大オーケストラの響きでさえ投影することが出来るようになった。

人々はピアノという楽器の表現力に夢中になり、結果としておびただしい量のピアノ曲が生まれた。その他大編成の楽曲をとりあえずピアノで鳴らしてみて全体を大づかみするという機能も貴重だった。

それは結果としてピアノ以外の楽器が、表現力という面で相対的に地位を下げることにつながった。ピアノによる伴奏があることが当たり前になったことにも現れている。黙ってヴァイオリンソナタといえばピアノに伴奏されることが当たり前なのだ。無伴奏の作品は珍しい例外となって行くのに、ピアノ独奏曲が「無伴奏ピアノのための」と形容されることはない。

だから、ロマン派の作曲家たちはバッハの無伴奏作品を「不完全なもの」と認識した。無伴奏ヴァイオリンのための一連の作品にピアノやオーケストラの伴奏を「私が補ってあげますよ」とばかりに施してしまう例が少なからず現れた。欠落があるのを放っておけないというニュアンスである。ヴァイオリンやチェロ、フルートが無伴奏であることを「補うべき欠落」だと見なしたのだ。

ブラームスは違う。

ブラームスはそれを「尊重すべき欠落」とみなした。ピアノパートの欠落という事実を表面上の問題として退けた。無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータから名高いシャコンヌを編曲するにあたり、作曲者バッハが無伴奏であることで感じた制約、あるいは無伴奏であることを選んだ意図をそのまま保存しようと考えた。原曲を今一度聴いてみるがいい。ヴァイオリン1本の作品ながら、そこには「気高い旋律」「多彩なリズム」「豊かな和声」がある。いわゆる音楽の三要素が何一つ欠けていない。図らずも表現力豊かなピアノに転写するにあたりブラームスは「余計なことをしない」ということを肝に銘じていたと思われる。ピアノの表現力の豊かさが、この場合下手をすると邪魔なのだ。今目の前にある機能を敢えて使わないということは、豊かな機能を目一杯使うよりも数段強固な意志が必要だと思う。

だから「左手のための」なのだ。両手が前提のピアノ演奏から意図的に右手の参加を奪うということを通じて無伴奏という形態を選んだバッハと精神的に連帯したのだ。

クララ・シューマンの右腕の負傷は口実に過ぎまい。クララは、見舞いに送られた曲を見て喜んだと思われる。見舞いが嬉しかったのではない。ブラームスが意図したバッハとの連帯に心から賛同したと思われる。2人の交流が素晴らしいのは、こうした点で阿吽であったことだ。

2007年8月13日 (月)

パッサカリア

長くブラームスに親しんでいるせいか「パッサカリア」という言葉はすっかり耳になじんでいて違和感がない。

大ざっぱな理解でよければ難しい概念ではない。低音主題が形を変えずに延々と繰り返される中、華麗な変奏が繰り広がられる形式のことだ。シャコンヌとの区別が必ずしも明確でないことはたいていの解説書に載っている。

ブラームスの第四交響曲の終楽章がこのパッサカリアになっている。だからブラームス愛好家は「パッサカリア」と聞いても少しも不自然とは思わない。

夏休み前にバッハのオルガン作品全集CD16枚組を入手した。連休中どこにも行かないことをいいことに聞きまくっている。オルガン独特の音圧が癖になりそうだ。解説書を読んでいて愕然とした。現存するバッハの作品中にパッサカリアの題名が奉られている作品は1つしかない。BWV582ハ短調のパッサカリアがそれである。「バッハがこのパッサカリアを作曲した当時、すでにパッサカリアという形式は使い古されていた」と書かれている。だから1曲しかないという文脈である。

「パッサカリア」とはそんなに古い形式だったのかと正直驚いた。ブラームスの第四交響曲は、バッハの時代すでに廃れかけていた形式を丸ごと交響曲の単一楽章にあてがったというこのなのだ。ブラームス親派も戸惑ったことだろう。反対派はむしろ呆然としたと思う。「気は確かか」くらいのノリだろう。古い形式のリバイバルではあるが、それを交響曲のフィナーレに起用すること自体は斬新だ。しかも退屈とは無縁の多様性が実現している。結尾で第1楽章のテーマが回帰するのを聴いたシェーンベルグは驚きを通り越し、熱狂を隠していない。

バッハをも飛び越していたのだ。ブラームスが一またぎして見せた時間の長さを思いやる夏になった。

2006年2月13日 (月)

シャコンヌDmoll

ipodにブラームスの作品を一通り取り込んで一週間が過ぎた。いまや必需品となったipodで一番多く再生した曲は意外なことに「左手のためのシャコンヌDmoll」だ。何度再生したか等の履歴が保存されてしまうところもipodの凄いところなのだ。

並み居る管弦楽曲、室内楽曲を差し置いて6回再生で堂々の一位はブラームス本人の作品ではないが、内容はと見ると限りなく技ありに近い。演奏時間17分少々は、駅から自宅までの距離にほぼ匹敵するほか、ちょっとした移動時間に聴くにはピッタリの長さなのである。原曲はヴァイオリン音楽の聖書とも形容しうる超有名曲だ。J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」第二番ニ短調から「シャコンヌ」だ。原曲も大好きなのだが、それを大好きなブラームス様が、クララ・シューマンに捧げたというエピソードが濃ゆい。

原曲は学生時代からもう何度も聴いている。これまた大好きなシェリングのLPしかなかったので文字通り擦り切れる程という奴である。楽譜を見ながらため息をつかずにはいられなかった。「ヴァイオリン一本でこんなことが!」という驚きに尽きる。

クララ・シューマンが右手を脱臼したときに、見舞いとして編曲したというエピソードがこれまた胸を熱くさせてくれる。左手一本で弾くように編曲されているというところが、美しくもまた奥ゆかしい。バッハのオリジナル譜を見ながら、あるいは編曲譜を見ながら聴くと、この作品に真摯に向かい合ったブラームスの息遣いが聴こえてくるかのようである。

何が悲しくて、演奏に1000人必要な曲を書かねばならぬのか、何が言いたくて、演奏に一時間半かかる曲を書かねばならぬのか、この曲を聴くたびに考えさせられる。ヴァイオリン一本たかだか17分のこうした曲を書こうと思い立ち、それを実現させてしまうバッハ、右腕を負傷したクララを見舞うために、それをピアノ左手用に編曲することを思いつくブラームスに心から拍手を送りたい。テクニックには相当なものを要求しながら華麗とは対極にあるシンプル感がたまらない。

オリジナルの楽譜を眺めていたのでは、わからない旋律線がクッキリと縁取られて浮かび上がって聴こえる。この編曲を聴いて、原曲がますます好きになった。

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