縁の連鎖
次女の高校オケの後輩たちが、懇意にしていたヴァイオリンの工房を紹介されたのが手始めだった。自宅から近いという条件をきれいにクリアしたお店のマスターがなんとも魅力的であった。良心的な仕事っぷり、確かな経験と技術。弓の毛替えを思い立ち黒毛という思わぬ収穫にありついたばかりだ。コスパも魅力。17年以上放置してあった妻の形見のヴァイオリンをメンテに出した話は、彼との出会い抜きにはありえなかった。
今時の楽器ケースにありついたのも記憶に新しい。
そしてそしてダメ元で切り出したレッスンの先生捜しも、彼からの紹介でからりとクリアされた。
一方、これまた同様な知人の紹介から、木製譜面台の工房を探しあてた話、職場オケのクリスマスコンサート当日のメガネ破損危機から巡り会ったショップで出会った木製テンプルもまばゆい。
つまり非職場系の人間関係が短い時間に濃密に錯綜した3ヶ月であった。
そしてそれらに輪をかけるような初孫の存在まで含めて、退職後の枠組みが早くも固まってきた。
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