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カテゴリー「190 鍵盤楽器」の7件の記事

2019年3月 8日 (金)

アポロンの六弦琴

オリジナルは「Hexachordum Apollinis」と綴るパッヘルベルのチェンバロ作品の代表作。ただただ可憐だ。

とくに第6番がいい。

なんと、この作品はブクステフーデに捧げられている。

2018年6月22日 (金)

furとder

アンナマグダレーナの音楽帖の愛聴盤を紹介した。

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「Notenbuechlein der Anna Magdarena Bach」となっている。変だ。

愛用の楽譜と比較する。

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「Notenbuechlein fuer Anna Magdarena Bach」となっている。ウィキは「fuer」だ。これだと「のための」と訳したくなる。バッハが愛妻のためにという雰囲気を邪魔しない。「der」だと「軽い所有」のイメージ。筆写者ないし作者がマグダレーナである感じがしてくる。単なる誤植とは思いたくないのだが。

2018年6月20日 (水)

それらしい楽譜

「アンアマグダレーナの楽譜帖」のCDについて昨日述べた。楽譜を見ながら聴きたい性分の私は楽譜も持っている。ピアノ初心者用に、国内の出版社刊行の見やすくて体裁のいい楽譜が安価で出てはいるのだが、私の愛用は下記ペーター版。

20180328_121140
そこはやはり表紙に、デコッた感じのドイツ語が踊っている方が感じが出る。しかも横長なので「音楽帖」っぽい。

開くともっと楽しいのはCDと同じだ。

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パルティータやフランス組曲などと重複する作品は、「そっちを見てね」とばかりに収載を見送っている。だから、楽譜をめくると最初にいきなり「3」になる。ぎょっとするのだが、理由がわかるとかえって好感がもてる。

2018年5月30日 (水)

ヴァルヒャ

ヘルムート・ヴァルヒャさんはドイツのオルガニスト。1907年10月27日のお生まれだ。

バッハのオルガン演奏の大家でオルガン作品全集を2度録音しているという神業で名高い。彼の演奏は時を経て輝きを失わない他、チェンバロも達者で、シェリングさんと組んだヴァイオリンソナタもマイスタンダードとなっている。

我が家にはその新旧のオルガン作品全集がある。貴重なのはステレオ録音された新の方だ。ブックレットの末尾に索引がある。「タイトル」と「BWV番号」から、収納されているディスクNoとトラックNoにたどり着ける。これは本当に便利だ。オルガン作品全集は演奏家にかかわらず、収録順が不規則で、目的の作品を探すのに苦労する。バッハのオルガン作品がタイトルのアルファベット順に網羅されているだけで相当ありがたい。

コラール由来の作品は、コラール冒頭のテキストがタイトル扱いされている一方、オルガン自由曲では「Prelude」「Fuga」等のジャンル名がタイトルとみなされている。これら混在のアルファベット順である。

モノラルの旧録音の全集は、ディスク割りがジャンル別で、似たジャンルが極力同一のディスクに割り付けられている。これはこれでありがたい。

2018年3月16日 (金)

アレッサンドリーニ

イタリアのチェンバロ奏者兼指揮者。ビオンディを相棒にバッハのソナタ全曲を収録したCDが、彼との最初の接点だった。ビオンディは四季でブレークする前、アレッサンドリーニ率いる合奏団でコンマスをしていた。そこですでに才能の片りんは見せていたのだろう。だから「四季」の録音の話が舞い込むのだ。そのときに「しからば」と結成したのが「Europa Galante」である。これでアレッサンドリーニと切れてしまったわけではなくバッハをご一緒しているということだ。二人の二重奏はキビキビで、あのバッハを振り回している感じがする。

ビオンディの誕生日が1961年3月15日で、長男と同じだと昨日はしゃいだところなのだが、相棒のアレッサンドリーニさんは1960年1月25日生まれだ。二人が一つ違いだと言いたいのではない。私の生年月日と1日違いだ。

2010年6月23日 (水)

営業サイド

会社がある程度大きくなると、部署間で意見が食い違うということも起きてくる。たとえば「本社」「工場」「営業」「経理」で見解が異なることも少なくない。昨今の顧客至上主義の中、日ごろ顧客に接している営業部門の発言が大きな影響力を持っていることが多い。

最終的に営業部門の意見が結論として採用された場合、営業以外の部門からは「営業サイドの意向に従った」とか「営業サイドに押し切られた」などというコメントを発することになる。

記事「さすがチェコ」でドヴォルザークの「2つのヴァイオリンとチェロ、ハルモニウムのためのマリチコスチ」を収録したCDの話をした。ご機嫌な出来映えで満足している。ハルモニウム独特の音色が弦楽器によくなじむ。改めてドヴォルザークの作品表を見て驚いた。ハルモニウムの代わりにピアノでも良いということになっている。

作品を聴いた限りでは、絶対にピアノでは味わいが落ちる。ドヴォルザークはハルモニウムを所有する知人の家で、ハルモニウム現物に触れて作曲している。楽器の特性を生かした曲になっているのだ。アタックと減衰が伴いがちなピアノでは、ニュアンスが変わってしまう。

白黒の鍵盤を指で押すという演奏方法が共通するから、ピアノ演奏の素養があればハルモニウムも弾けてしまうとは思うが、感心しない。ピアノ五重奏からヴィオラを抜いた編成になってしまう。

おそらくこれは営業サイドの判断だろう。当時の欧州でハルモニウムがそこそこ普及していたことは確からしいが、楽譜の売上ということを考えると、「ピアノ代用で可能」と公式に謳っておいたほうが市場が広がるということだ。

ここで言う営業サイドとはつまりジムロックである。

2008年4月19日 (土)

チェンバロ

鍵盤楽器の一つ。英語圏ではハープシコード、フランス語圏ではクラブサンだ。

内部に張られた弦をハンマーで叩くのがピアノで、爪で弾くのはチェンバロである。バロック時代を代表する鍵盤楽器である。バッハの代表作「平均律クラヴィーア曲集」は現代ではピアノで弾かれることも多いが実はチェンバロが想定されている。

カンタータの通奏低音をピアノで弾くことについては、眉をひそめる人も多いが、「平均律クラヴィーア曲集」を筆頭とするクラヴィーア用作品をピアノで弾くことについては、寛大な人が多い。迂闊な言及はブログ炎上のキッカケになりかねないから、このあたりの線引きは私の手には余ると逃げておく。

もちろんブラームス作品にチェンバロの参加を前提にした作品は無い。インテルメッツォがチェンバロで弾かれたらどうなるのか、「怖い物聴きたさ」もある。インテルメッツォはともかく、「ヘンデルの主題による変奏曲」や「左手のためのシャコンヌ」がチェンバロで弾かれるのも悪くないと思う。いけない発想だろうか。

最近娘たちとバッハの「インヴェンション」を練習している。普段練習では私が片手で電子ピアノを鳴らしてアシストしているが、バッハ作品の練習では電子ピアノをチェンバロモードにしている。面白半分で試してみたのだが、実はどうしてこれがなかなかはまる。娘たちは「変な音」という反応だが、私には癖になる心地よさだ。

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