presto銀座
発想記号「presto」を含むトップ系表示がピアノ四重奏曲第一番の終楽章に5箇所も集中する現象を指す。
曲想から考えて、現実の適正テンポが数学的な意味の「presto」とは思えない部分も含めて、発想記号に「presto」を混入させることにこだわったブラームスの意図が必ずあると思われる。
特定の用語が、特定の時期または楽曲に集中する場合その現象を「~銀座」と表現している。第二交響曲からピアノ協奏曲第二番に「mp」が集中することを指す「mp銀座」や、ピアノ五重奏曲に「ritenuto」が集中する現象を指す「ritenuto」銀座など、私の著作中では用例が多い。
« ブログ開設一ケ月 | トップページ | 協奏曲風指定 »
« ブログ開設一ケ月 | トップページ | 協奏曲風指定 »
コメント