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2005年6月13日 (月)

学生オーケストラ

ブラームス専用の音楽用語辞典の執筆を思いついたキッカケは何だろう。

「ブラームスが好きだから」のほかに何かないだろうか?ブラームスにのめりこむ前に約4年間の「ベートーヴェン一筋時代」があったことも大きい。そして千葉大学管弦楽団に在籍した4年間で、ベートーヴェン、ブラームス以外の作曲家の作品と向き合った経験もバカにはならない。以下は大学在学中7回の演奏会のメインとサブの曲目だ。これら全て何も見ずにすらすら思い出せる。学部の教官の名前と顔は忘れてもである。

①ブラームス 第二交響曲/ラベル マメールロア

②ベートーヴェン 英雄交響曲/メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲

③ブルックナー ロマンティック/ドビュッシー 海

④ブラームス 第一交響曲/芥川也寸志 交響管弦楽のための音楽

⑤チャイコフスキー 悲愴交響曲/チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲

⑥ドボルザーク 新世界交響曲/ベートーヴェン 第一交響曲

⑦マーラー 第五交響曲/水野修好 オーケストラ1981

その他、移動音楽教室、室内楽演奏会、合宿などの諸活動で取り上げた作曲家は網羅的である。時間と意欲だけは旺盛な弦楽器初心者に音楽の基礎を叩き込むことに関して学生オケほど効率のいいシステムはざらにはあるまい。4年間、文字通り学業を犠牲にして音楽に打ち込んだ。「授業料」はいつしか「部室使用料」と呼ばれた。月水金の合同練習のほかに個人練習、年3回の合宿、年2回の定期演奏会。数々のマネージメント。無数のコンパ。友情そして恋である。

ここで得られた経験を順列組み合わせ的に並べ替えたものが私の本の根底にある。

「ブラームス」という素材を「ヴィオラ」「千葉大学管弦楽団」を調味料に「私の頭」という鍋で26年間コトコト煮詰めたというわけである。

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