著作権の行方
本を出せば末尾の奥付に○にC文字のマークが踊る。これが著作権発生の印だそうである。だから安心というものでもないのだが、一応手は打ってあるみたいな安心感がある。
翻ってこの種のブログ上に記載されたネタに著作権を主張できるのだろうか?具体的に言うとブログ上の情報を勝手にパクられて出版され、○にC文字を打たれたらどうなるのだろう。CDにおける演奏者偽装と同じくらいあり得る話である。
このブログの目的は、第一にこれから私が出す本の宣伝であるから、本の内容についても少しづつ触れて行きたいのだが、あまりディープな部分に触れると、本が売れなくなったり、誰かにパクられたりしないか心配になる。本が売れないのは想定の範囲内だが、ネタのパクリは気分が良くない。大事をとるとすれば、「ブログは著作権で保護なんぞされていない」と考えておいたほうがよさそうである。心配すればキリがなくて、仮に本に○Cを打ったとしても、ささやかな自費出版書なんぞ無視されてしまえばおしまいである。
データベースの打ち込みに手がかかった分、なんだか愛着が湧いてしまった。パクられるということは、内容が世間様にちっとは評価された証拠と前向きに考えることにしよう。
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