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2005年6月12日 (日)

登場人物

ブラームスといえば、ベートーベンの後継者というイメージが闊歩している。いわく「三大B」「第十交響曲」などなどである。音楽雑誌が思い出したように企画する「ブラームス特集記事」やブラームスの伝記本では、必ずと言っていいほどベートーヴェンに言及している。

趣旨は「ブラームスはベートーヴェンを模範とし」「ベートーヴェンの後継者たるブラームス」「ベートーヴェンの亜流」などなど。ブラームスがどれだけベートーヴェンから影響を受け、それが作品にどれほど投影されているか、手を変え品を変え論じられている。もしかすると錯覚かもしれないが、ブラームスがどれほどベートーヴェンと違っているかという議論の層が薄いと感ぜられる。今出版を急いでいる「ブラームス専用の音楽用語辞典」では、その薄いところに光をあてている。

ブラームスが楽譜に記した音楽用語をデータベース化し、それがエクセルの行数でいうと2万2千件になったのだが、ベートーヴェンでもデータベースを作成している。最小限の比較対照の相手としてベートーヴェンを選んだというわけである。中学高校とベートーヴェンにのめりこんでいたせいで、楽譜や資料が我が家に少なからずあるというのが一番の要因だ。楽曲の冒頭に存在する音楽用語だけをデータベース化した。エクセル行数にして千件程度の規模である。

用例の分析から想定されるブラームスの癖について、ベートーヴェンとだけはささやかな比較が可能ということである。大雑把な感覚では、似ていないことも結構多い。少なくとも模倣一辺倒で説明しうる限界は超えている。もっといろいろな作曲家と比較したいのだけれど、ブラームス以外の作曲家についてデータベース化できるほど楽譜を持っていないし、意欲も湧かない。本文中一度でも名前の出た作曲家は、ブラームスを除くとそれほど多くはない。ベートーヴェン、バッハ、モーツアルト、シューマン、マーラー、シューベルト、シェーンベルグ、アルバンベルク、ハイドン、サラサーテだけである。サラサーテを作曲家にカウントするならヨアヒムやクララ・シューマンも入れないといけないだろう。12名だ。

通常ブラームスの伝記であれば、はずせないところのワーグナー、ブルックナー、リスト、グリーグ、ドボルザーク、チャイコフスキー、ショパン、ヨハンシュトラウス、Rシュトラウス、ヘンデルなどは、全く名前が出てこない。さらに演奏家の名前はもっと少ない。ヨアヒムやクララを別格とすれば、他には1人と1団体が出ているだけである。

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