喜び方のルール
1納本日が決まっただけでもこんなに嬉しいのに、実物を拝んだらどうなってしまうのか、我ながら見当もつかない。おバカな喜び方をしそうなので、そうなる前にささやかな決意表明をしておきたい。
<その壱> 喜びのあまり知人という知人に知らせまくる行為は慎む。
みんな大人だから、知らせられればそれなりに祝福してくれるだろうが、内心メーワクというケースはよくある。慎まねば。「だったらこのブログはどうセツメーすんだよ」と言われそうである。ブログ上では何でも可である。
<その弐> 喜びのあまり知人に本を贈りまくる行為は慎む。
もちろん、発行にあたってお世話になった一握りの人に、お礼をこめてお贈りすることまで拒むものではない。また、お買い上げいただける人には喜んでお贈りすることも申すまでも無い。ここで問題にしているのは、出版の功労者以外の知人に無償でお贈りする行為である。もちろん、本書のノリを理解してくれる人はよいのだが、最も恐れるのは、「こちらがノリの判る人だと思い込んで差し上げたのに、先方はそうでもなかった」というケースだ。私の「人を見る目」まで試されかねない。表面上は皆、「ありがとう」と言ってくれそうなところが、一段と厄介である。本の感想を問うたところで、率直な批判は聞けそうもなかろう。
以上、喜び方のルールでした。こんなルールを思いつくこと自体既にはずしているのかもしれない。つまりは、それほど嬉しいということである。
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