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2005年9月 8日 (木)

のだめの中のブラームス⑤

「R☆Sオケ」のデビュウ演奏会は「のだめ」のクライマックスである。「lesson番号」でいうと41と42がこれに相当する。

「のだめ」の単行本は各巻とも6話収録を基本事項としているから普通に収録していると42話は第七巻の末尾に来ることとなる。ところが実際には第四巻と第五巻に「番外編」と「特別編」が収録されており、四、五の両巻は実質5話になっている。第五巻と第六巻の冒頭を飾る24話と29話は、とりたててエポックとなる内容ではない。

以上の事実から以下の通り一つの仮説を立ててみた。「第四巻と第五巻に、番外編と特別編が収録されているのは、クライマックスの41話「R☆Sオケ」デビュウを第八巻冒頭に据えるための細工である」第七巻末尾の40話はデビュウ演奏会前夜の部分となっていて、第八巻への期待が嫌でも盛り上がるという仕掛けである。この期待感が第八巻の売り上げに貢献したことは確実と思われる。

さらにこの操作は、思わぬ副産物をもたらす。第九巻の冒頭がマラドーナコンクールの本選の場面を収録した47話になるからだ。さらに第十巻の冒頭の53話が卒業&留学の節目を形成することとなり、第十巻以降を「パリ編」と位置づけることが可能になる。

番外編・特別編が収録されずに、各話が2つづつ前に繰り上がると、各巻へのストーリーの割付の収まりが悪化することは確実と思われる。異例のタイトルを持つ第十巻冒頭の「preludo to lesson53」が第九巻の中ほどに来ることになってしまい、第九巻が53話か54話で切れると言う間の悪さを露呈していたかもしれないいのだ。「パリ編」が第九巻の途中から始まるという歯切れの悪さを想像してみるといい。

第四巻、第五巻に番外編・特別編を挿入し、実質5話収録とすることで、各巻へのストーリー割を整えるマーケティング上の判断が、どこかでされたことは確実と思う。

ブラームス第一交響曲をなぞる「lesson42」はそれほどに重要なポイントなのである

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