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2005年10月16日 (日)

「Sontag」op47-3

昨晩、襄燓から乗った列車にまだ乗っている。次の目的地重慶に到着するのは9時半の予定だ。重慶ではホテルに宿泊する。そこそこの大都市なので期待が持てる。

気が付けば今日は日曜日だ。相応しい話題を思いついた。

私の高校時代に遡る。選択授業で音楽を選んだ。普段は気楽でいいのだが、年の2度「歌のテスト」がある。いくつかの課題曲の中から一曲選んでみんなの前で歌うのだ。カラオケなんて無い時代だから、これがイヤで美術を選択する友人も多かった。しかし当時の私は筋金入りのベートーヴェン少年だったから、やっぱし音楽だった。

確か二年夏だった。いくつかの課題曲から私が選んだのは「Sontag」op47-3だった。ブラームスの作品である。日本語で言えば「日曜日」だ。「日曜日に教会に行くと、かわゆいあの娘にまた会えるかな」という歌詞を持っている。ガリ版刷りの楽譜をもらって一週間練習した。その甲斐あって今でも歌詞を見ないで歌える。テストの結果は記憶にないので普通の出来だったのだろう。しかしこのとき「ブラームスもやるじゃねえか」と思ったことを記憶している。まさか20数年後にこんなにのめりこむとは想像もしていない頃だ。

特にピアノパートと声のパートの付かず離れずの間合いが素敵だと思った。

練習の伴奏でつきあってくれた隣のクラスの女生徒のピアノが上手だったせいもある。今思うと、配慮の行き届いた上級のブラームスだったような気がする。どこで何をしているのだろう。

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