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2005年10月23日 (日)

のだめの中のブラームス⑬

中国から帰国して最初ののだめネタ行きます。

第八巻162ページ目。マラドーナピアノコンクール第三次予選に望む瀬川悠人の弾く曲がブラームスである。「パガニーニの主題による変奏曲op35」だ。この曲の詳しい解説は、他に譲ることにする。1863年発表のこの曲をもってブラームスは一旦ピアノ独奏曲の世界から遠ざかる。彼が再びピアノ独奏曲の世界に舞い戻るのは1878年のop76まで待たねばならない。彼のピアノ作品の創作史において初期の最後を飾る力作と位置づけてよい。またop9に始まったピアノ変奏曲はこの曲をもって完結し、以後生涯にわたって再び書かれることはなかった。一般にリストの弟子タウジヒとの親交がキッカケに作曲されたと解される。14曲ずつからなる2巻で構成される。

162ページ全体で瀬川くんのこの曲の演奏描写しているが、譜例がないためにどこの部分なのかは全く特定できない。ページ中段に「パガニーニの主題による変奏曲op35-1」とあることから第一巻であることは確かである。

ありとあらゆるピアノテクニックを駆使する作品だから、総合力が求められるのだ。最下段左のコマで審査員が「安定感が違う」と唸っている。総合力を求められる本作で安定感をアピール出来ること自体瀬川君の非凡さを裏付けている。もう一つ前のコマでは「叙情性」でも審査員を唸らせている。「変奏部分の叙情性」という言葉から第5変奏か第11~12変奏を指していると思われるが、個人的にはイ長調に転じる第11~12変奏だと思いたい。第11変奏には「tutti molto legato e dolce」「p espressivo」と記され、第12変奏には「molto dolce」と記されていて、第一巻の響きの底を形成していると思われるからである。

これらはすべてのだめのライバル瀬川くんの凄さを強調する意味合いと思われる。のだめが乗り越えるべき巨人と位置づけられているのだ。

忘れていた。lesson46の冒頭ページは指揮棒を手にまどろむのだめの描写だ。のだめの足元には「ブラームス第一交響曲」の楽譜が置かれている。

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