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2005年11月 5日 (土)

のだめの中のサッカー

のだめ系の記事だが、いつものタイトルとは違う。今回はブラームスとは関係が無い。のだめ系の記事を氾濫させないための自主規制として「のだめとブラームス」の接点についての記事に絞るという自主規制を課してきたが、今回はその例外である。

膨大な数のマニアが存在する「のだめカンタービレ」だから、おそらくネット上での議論はとうの昔に終わっているものとも思うが、私の立場から言及する。

のだめのストーリーの中で大きなエポックをなすものに「コンクル」がある。のだめが参加した「マラドーナ国際ピアノコンクール」、千秋が羽ばたいた「プラティニ国際指揮者コンクール」だ。もうお気づきだろう「マラドーナ」も「プラティニ」も既に引退したサッカーのスーパースターの名前なのだ。、マラドーナは86年メキシコワールドカップでアルゼンチンを優勝に導いた。フォークランド紛争の余韻を引きずる中「神の手」「五人抜き」を演じて見せたイングランド戦は名高い。プラティニはフランス代表の「将軍」。ワールドカップの優勝経験はないが、82年86年の活躍や、オフサイドで幻になったトヨタカップでのスーパーゴールが印象的だ。清良のコンマスの座をおびやかす高橋くんは「ブッフォン国際コンクール」の入賞者だが、このブッフォンはイタリア代表のGKの名前だ。

これらはすぐに目を引く例だ。しかし舞台をフランスに移す第十巻以降、フランスっぽい雰囲気を出す小道具として新旧のフランス代表の選手名が随所にちりばめられている。第一巻で登場する千秋が師と仰ぐヴィエラ先生でさえ、フランス代表ボランチ、パトリック・ヴィエラからの引用であることは確実と思われる。

・デシャン ジャン・ドナデュウが常任に就任したオケの名前だが、フランスがワールドカップ初制覇した時の主将の名前だ。

・ブラン ル・マルレーオケの本拠地の名前。元フランス代表のDFだ。

・ヴィルトール プラティニ国際指揮者コンクールで演奏するオケの名前だが、同時にフランス代表の右ウイングでもある。

・オリバー プロメテウス作戦の実行者だ。これドイツのGKオリバー・カーンとの関連を疑いたい。

・中村君 ヴァイオリン科のホープ。ウイーン留学とか。まさかとは思ったが顔を見ると中村俊輔に似ているような気がする。

恐らくグーゼンではあるまい。のだめの作者様かスタッフにサッカーフリークがいるものと推定される。来年はドイツワールドカップだ。ひょっとすると「ベッケンバウアー国際ピアノコンクール」みたいな設定にお目にかかれるかもしれない。

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コメント

確か2巻あたりで、真澄ちゃんがのだめとクリスマスに千秋とデートを争った際に、用意したコンサートのチケットがインザーギだったような・・・。これもイタリアのサッカー選手の名前ですよね。

<temple様
おおお。確かにその通り。イタリア代表のFWです。
まだまだあると思いますよ。きっと。ブラームスネタとは関係ないんですが、つい熱くなってしまいます。
ブログ読んでくださってありがとうございます。

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