ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« アルバム「中国紀行」 | トップページ | 初受注 »

2005年11月 1日 (火)

ささやかな出来事

昨夜は19時半頃帰宅した。テレビを見ていた娘に「おい今日もヴァイオリン練習するぞ」と声をかけた。一昨日の日曜日はヴァイオリンの発表会だった。発表会を終えて夕方家に戻ってから、練習は休んだ。昨日の今日なのでどんな反応をするかと思ったが、しらばっくれて練習に誘った。生意気盛りの長女は「わかってるよ」だった。「でも昨日発表会で、今日は何するの?」と反撃された。「セブシックに決まってるだろ!」と教則本の名前を出すと「あ~むかつく」ですって。「あれって超だるいんだよね」「あ~発表会の前みたいに曲ばっかりにならないかなあ」「だいたいあんなもん練習してもスケールや重音や、音程がよくなるだけじゃない」とボロクソである。「そう、あんなもん練習するとスケールや重音が上手になって、音程がよくなるんだよ。わかってきたじゃねえか」(それって凄いんだけどね)と応酬する。

こうしたやりとりが貴重だと思う。

そうなのだ。発表会の後こそ大切なのだ。発表会の後にズルズルと練習を休まないことが一番大事なのだ。発表会の前は誰だって気合が入る。発表会の後、間を空けずに面白くもない教則本をやるということが大事なのだ。前回も前々回もそうしてきた。今回もとぼけてそうしようとしたら、娘らは「わかってるよ」という反応だ。「どうせパパは休ませてくれない」と諦めきっている様子だ。この勝負パパの勝ちだ。

二人とも今日(既にもう昨日だ)練習する気でいてくれたことが、発表会の出来以上に嬉しい。はるかに続くブラームスへの道なのだ。いつか発表会で「雨の歌」を弾くためなのだ。

« アルバム「中国紀行」 | トップページ | 初受注 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ささやかな出来事:

« アルバム「中国紀行」 | トップページ | 初受注 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ