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2005年11月 3日 (木)

分数ヴァイオリン卒業

発表会が終わったら、次女の楽器を4/4にする予定だった。今日、楽器を選んできた。

マリオのヴァイオリン屋さんでレンタルをしてもらう。来年9月のレンタル切れとともに別の楽器を購入する予定だ。資金繰りの都合でレンタルを挟むことにしたのだ。

次女はまだ小学校4年生だが、このところ体格の向上がいちぢるしく、先生から4/4への昇格を進められた。姉は昨年から既に4/4に昇進し、亡き妻の形見のヴァイオリンを弾いている。だから次女が4/4ヴァイオリンになることで、我が家から分数ヴァイオリンが姿を消すことになる。

習い始めた頃、長女小学校一年、次女幼稚園の年中だった。1/4と1/8だった。それから体格だけは順調に成長して今日、ようやく分数ヴァイオリンから脱出できた。いきなり弾かせると、音程が不安だ。これはきっと楽器が大きくなったせいばかりではない。しかし、ヴァイオリン弾きがいきなりヴィオラを手にしたとき程の違和感は無さそうだ。マリオのヴァイオリン屋さんも4/4を与えてもおかしくないと言っている。

マリオの楽器屋さんで2本の候補の中から選んだ。弓も2つから選んだ。次女にいろいろな組み合わせで弾かせたが、自分で「これ」と決めた。内心私が「よい」と思っていた楽器を彼女が選んだのには驚いた。選んだポイントは構えた時の首のあたりへのフィット感だと話している。独特な価値観・感覚を持つ彼女の意見を尊重した。素直で明るい鳴り方をする。今まで弾いていた3/4の楽器と同じ系統の鳴り方だ。

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