原点回帰
10月8日の「秋川の奇跡」、それから中旬の中国出張、帰国して娘らの発表会とそれに続く楽器の交代と弓の購入。思えば我が家の今年の10大ニュースの上位に並ぶようなイベントが一ケ月足らずの間に5つ6つ続いた。
落ち着いてからバックナンバーを読み返してみた。どうも足が地についていないはしゃいだ感じの配列になっていた。ひとつひとつの記事は変わらずに書いたつもりだが、それらの記事の配列が、気の緩みを表していると感じた。ブログを訪れる読者が、最初にどの記事を見るかは、ある種の賭けである。コテコテのブラームスネタ、のだめネタ、はたまた娘のヴァイオリンネタ等々だ。最初に見た一回だけをもって、ブログの性格を判断されることもあるだろう。かといって毎回コテコテのブラームスネタだけだと息も詰まる。だからの最適と思われる配合を考えている。最初に見た記事であっさり判断された場合は、仕方ないとあきらめるが、そこで5日前まで遡ってバックナンバーをご覧いただけたなら、確実にブログの性格が伝わるような記事の配列でなけらばならない。このことは、本ブログ立ち上げの時から自分に課してきた自主規制だ。
我が子同然の著書「ブラームスの辞書」のPRをブログの目的とする以上当然の自主規制だ。その規制がかえって記事の執筆には良い刺激となっているのだ。自分史、つぶやき、育児日記の類に寄せてしまったら、たちまちネタに窮するところである。
それでも、と敢えて申し上げたい。それでも11月初旬のはしゃぎぶりは恥ずかしい。それに気付いたターニングポイトは11月7日の「踏ん切りとしてのハ短調」だ。このタイトルにはそうした原点回帰の決意も込められていた。その後の記事の配列は、「コテコテブラームス系」に少し重心が寄っている。
その後の配列は、我ながら美しいと思っている。ネタが続くかどうかが心配のタネだ。
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