同窓会
学生時代の仲間が集まった。昨夜、大学オーケストラのヴィオラパートのメンバーと飲み会があった。「ブラームスの辞書」の出版祝いというありがたい名目である。「ブラームスの辞書」のヴィオラとの浅からぬ関連を思うと一際感慨深い。ヴィオラ弾きばかり11名という、得難い集まりであった。私が3年でパートリーダーをやった時のメンバーがほぼ揃ったといっていい。みんな変わっていない。今にもパート練習が始まりそうな雰囲気だった。このメンバーで芥川也寸志とのチャイコフスキープログラムに挑んだのだ。
「ブラームスの辞書」の出版祝いはあくまでもキッカケなのだが、それでも花束と記念品、参加者の写真帳をもらった。どさくさに紛れて1冊売れた。あとからネットで注文してもらうために名刺を配った。22000件のデータベースのこと、楽譜の異同のこと、いくつかの音楽用語のこと、昔のままの熱さで話が弾んだ。
40代半ばにして「ブラームスの辞書」を書かねばと決意し、実際に書き上げてしまう脳味噌は、このメンバーに揉まれながら育ったと断言しても誤りは無いだろう。
一次会二時間は本当にあっという間だった。三次会まで繰り出した。それでもまだ、名残り惜しいと感じながら解散して、家に着いたのは午前1時半を回っていた。
今、目の前に記念品のポートレイトが置いてある。無論ブラームスの写真だ。
« のだめの中のブラームス⑰ | トップページ | 執筆開始記念日 »
同窓会・・・いいですね。
その11名の中には私が知ってるM子さんもいらっしゃったのかしら?
2年前の5月7日(勿論何の日かご存知よね)に、
私が企画したコンサートにも来てくださいました。
ブラームスのお導きで、お二人と知り合えて、
はやもう20年・・・
誠に有り難く、幸せに思う日々です。
<ひふみ様
M子さんが幹事でした。
投稿: ひふみ | 2005年11月23日 (水) 22時40分