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2005年11月 6日 (日)

弓選び

次女の分数ヴァイオリン卒業とあわせて、長女の弓交換も課題の一つだった。発表会が終わるのを待って交換だ。

今日、ヴァイオリンの先生におつきあいいただいて弓を購入した。長女が使っていた弓は、楽器と同じく亡き妻の形見だ。だから出来るだけ使い続けたいと思い、あれこれ調整をしながらトライしたが、やはり将来のために弓は交代させることにした。

店頭で6本くらい用意しておいてもらい、先生と本人が試奏しながら1本に絞って行く。4本を脱落させ残り2本で迷った。最後は先生の意見を取り入れて1本にした。ためしに弾いてみたが、愕然とする。弓一本で妻の形見のヴァイオリンまでが息を吹き返したようだった。定価12万!!!!!先生のコネということもありお値引きがあったが、それでもバイトで買った私の弓より高い。嬉しいことに今までの弓との差は歴然であり、将来を思うとけして高くはないと思えるから不思議である。来年、契約切れと同時に新しい楽器を購入してやれる次女に比べ、亡き妻の形見を使い続けさせる長女には、少々弓の面で穴埋めをしてやらねばならない。

弓や楽器が新しくなると練習したくなるものだ。これが刺激になって、「雨の歌」に繋がるというなら金額は問題ではない。先行投資と呼べるほど目算があるわけでもないし、またリターンを期待してもいない。娘たちの未来にちょっとした仕掛け花火をセットしたような気分だ。

帰り道、雨が降り始めた。

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