献本の結果
12月6日に寄贈をしに伺った某音楽大学の図書館から連絡があった。館長さんじきじきに電話を頂戴した。
「この内容では蔵書としてお受けできない」ということだった。
自宅にお送りすることも可能ということだったが、お断りして引き取りに伺うことにした。館長さんじきじきの電話に恐縮した。何しろ「タダでも要らん」ということなのだからよっぽどである。キッチリ蔵書してくれている大学もあるかと思えば、「タダでも要らん」という大学もあって興味深い。こうなると図書館が蔵書にするしないの基準っていったいどういうところにあるのかが気にかかる。単に「家風に合わない」ということではあるまい。「ブラームスの辞書」に何かが足りない、あるいは何かが過剰ということなのだろう。
とはいえ門前払いでなく、厳正な検討の結果だということを、ありがたいと思わねばなるまい。
ありがたいといえば、「タダでも要らん」といわれている「ブラームスの辞書」をお金出して買ってくれる人々である。今どうしようか迷っている人がいるかもしれないと思うと、今日のような記事は掲載しないほうがいいのかもしれないが、悪い情報ほど速く公開する方が、かえってよい結果に繋がるものである。
えっ?どこの音楽大学かって?そりゃ内緒ですよ。
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