ブログの原点
ブログをコツコツと半年も続けてきた。しかも毎日更新で。しかも今のところ途切れる気配も無い。どこにこんなエネルギーがあるのか我ながら驚いている。
しかし、思い当たることが全くない訳ではない。実はこう見えても(見えてはいまいが)中学三年のころから10年間日記をつけていた。もちろんワープロではなく自筆だ。キッカケはお決まりのパターンで、当時あこがれていた同級生の女性が日記をつけていたからだ。これがまあコツコツと続いた。A4の分厚い大学ノートに二十数冊にはなる。勉強するふりをして自室にこもり書きまくっていた。内容は①好きな女の子のこと。②受験のこと。③音楽のこと(当時はベートーヴェンばかり)④バスケットボールのこと。⑤短歌。この短歌が合計で4500首くらいになっている。万葉集1冊分である。⑥あとはビートルズ。⑦試験の出来。
中学、高校、大学、社会人と進むに連れて興味も変わって行くが、この根気は現在に通ずるものがある。レコードで聴いた作品が克明に記録されていたり、初めて聞いた曲の感想も書いてあったりと退屈しない。
思い当たることもう一つが、育児日記。三人いる我が家の子供たち一人一人に日記がある。これは時代が下ったのでワープロになった。長男の誕生から次女の小学校入学までの克明な日記である。これまた毎日撮影した写真と併せて読むと写真日記になる仕組みだ。
思えばこの凝り性なところは、昔のままなのである。対象が「好きな女の子」から「我が子」に移り、子育て一段落の今「ブラームス」に変わっただけのことなのだ。10年続けるくらい朝飯前だと胸を張るだけの実績がある。
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ブログ、たのしみにしています。
毎日これだけの話題があるなんて、すごいです。。。これもブラームスへの愛情からきているのでしょうか?
どうぞ、よいお年をお過ごしください!
<亜ゆみ様
「愛情」っておっしゃられると、照れます。妄想ばかりですよ。
ブログをいつもご覧いただいてありがとうございます。
良いお年を!!!
投稿: 亜ゆみ | 2005年12月31日 (土) 15時27分