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2005年12月10日 (土)

エポックとしての作品76

「8つの小品」op76は、魅力的な出来事に溢れている。ブラームスの創作史を考える上で、間違いなくひとつの分岐点になっていると思われる。

  1. 声楽を含まない純器楽作品では珍しく発想記号にドイツ語とイタリア語の併記が見られる。
  2. 「sotto voce」がダイナミクス記号を全く伴うことなく楽曲の冒頭に出現する。
  3. 「パガニーニの主題による変奏曲」op35以来15年ぶりのピアノ独奏曲である。
  4. 楽曲の冒頭に「mp」を記した初めての例が7番に現れる。
  5. 「カプリチオ」に「dolce」が使用されている。

ざっと見渡しただけでも作品76には上記のような特色が見て取れる。この他に初期のピアノ作品に色濃く現れていた「発想記号の処理が大袈裟」という特徴はすっかり影を潜める。

1番と2番は声楽特に独唱曲の性格をなぞっていると思われる。まさかとは思うがブラームスがop76を「無言歌」と感じてたなどという可能性を考えたくなる。

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