良い知らせ
ひょんなことから東京藝術大学の図書館で「ブラームスの辞書」を見たという情報をキャッチした。ブログ「ブラームスの辞書」の本年8月9日の記事「献本行脚③」の中で言及している通り、私が自ら足を運んで東京藝術大学の図書館に献本したその本が、利用者の目に留まったということだろう。恐らくそれは「opus142」に違いない。
献本を受け付けて下さった女性が「学長名で礼状を差し上げますか?」と訊いて下さったが、それはご辞退して「その代わり多くの学生さんが閲覧出来るようにしてください」とお願いした。女性は「大事にさせていただきます」と約束してくれた。大学図書館への献本を試みた中では、もっともあっけないやりとりだった。暑い暑い日だったが、すがすがしい気分になったことを覚えている。
つまり、「ブラームスの辞書」の献本を受けてくださった女性が、しっかりと約束を守ってくれていることが、証明されたというわけである。
こんなに嬉しいことはない。嫁にやった娘から、嫁ぎ先で元気に暮らしている便りが届いたようなものである。
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コメント
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おめでとうございます♪
芸術に権威なんて本来は関係ないけど、
それでも、とりあえず最高峰の音楽大学の
図書館で、そこの学生さんか学者さんかは、
わかりませんが、とにかく誰かが読んでくれたのですから・・・
本自体も本冥利に尽きますし、
著者も著者冥利に尽きるでしょう。
受け入れてくれた司書さんにも祝福あれ!
<ひふみ様
ありがとうございます。
そうなんですよ。スッゴク嬉しいです。
今までの献本先の中で一番気さくな相手だったのが藝大です。
投稿: ひふみ | 2005年12月 3日 (土) 00時06分