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2005年12月23日 (金)

ゴールドベルグ

年末のこの時期、CDをまとめ買いする癖がある。

一昨日買いに行った。思ったより空いていた。来年のモーツアルトイヤーを意識した飾り付けが早くもうっとおしい店内だ。1月27日生まれの12月5日没というのは、つくづくラッキーな奴だ。一年間かけてイベントで盛り上がれる。

輸入CDを何気なく眺めていてふと目にとまったのが「ゴールドベルグ」の文字。思わず手に取る。「シモン・ゴールドベルグ」の演奏するブラームスのヴァイオリンソナタ全集。やっぱりだ。この人の名前知っている。中学時代、初めてバッハのヴァイオリン協奏曲のレコードを買ったのがこの人の演奏だったからだ。わずかな小遣いで買ったレコードだから大事に聴いた。同じ曲を他の演奏家で買うほどお小遣いが潤沢ではなかったから、ずっとこのレコードだった。私にとってバッハの協奏曲=ゴールドベルグだった。結論からいうとこの人の演奏が好きだ。刷り込まれていると言ってもいい。バッハの協奏曲に関する限りこの人の演奏か否かは高い確率で聞き分けられる。

何でもフルトベングラーの時代にベルリンフィルのコンマスだったとか。戦争中南方で日本軍の捕虜になったとか。モーツアルトのソナタが十八番だとか。いろいろ知識はあったが、ブラームスのソナタは聴いたことがなかった。

今日、やっと聴く事ができた。なんだか、ホッとする。録音はモノラルだけどノープロブレムだ。ホントにここに収録されているのがゴールドベルグの演奏なのか証拠は何一つないが、そんなことはどうでもいい。あの頃のバッハといい今日のブラームスといい、心に響く。

ああ、音楽っていいなあ。

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