思案のしどころ
昨年一年は、「ブラームスの辞書」の執筆と出版に明け暮れた。やりたいことのいくつかを封印していた。お金や時間を「ブラームスの辞書」に集中するためだった。
今、「ブラームスの辞書」を出して年が明けた。昨年封印したことが、頭に蘇ってきた。それは「ipod」だ。現在携帯オーディオ市場を席捲しているあのアイテムだ。新発売の時も相当話題になっていた。もちろん欲しかったが「ブラームスの辞書」のために封印した。機能から見れば高くはないと思うが、キャッシュフローとしては痛い。当然容量は60GBが欲しくなるに決まっているのだ。だから当然の帰結としてお値段も張るということになる。
お金もさることながら、買ったが最後、ブラームスの作品を全部取り込んで持ち歩きたくのるのは見えている。ブラームス全部を持ち歩いてみたくなるに決まっているのだ。ブラームスの全作品を誰の演奏を収録するか選ぶのが、これまた楽しい作業になる。何故60GBの大容量版が欲しいかは、これでお判りいただけるだろう。公称15000曲収録は、ポップス系の作品を大体一曲4分と仮定した数値なのだ。40分の交響曲でも1500曲だ。一つの作品に複数の演奏を入れてもおつりが来る。作品番号付きの作品はもちろん、作品番号なき作品や、編曲物まで全部取り込める。「私家版ブラームス大全集」というわけである。
どうしたものか・・・・。
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