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2006年1月14日 (土)

異色のブラームス本

自分で言うのも何だが、自分で言わないと誰にも気付いてもらえないので、思い切って言及する。

モーツアルトやショパンやベートーヴェン、バッハほどではないが、ブラームスもそこそこの数の関連本が出されている。失礼ながらそこで展開されるブラームス像は、お世辞にも変化に富んでいるとはいえない。ブラームスのエピソードや作風を称して使われる単語には一定の傾向が読み取れる。

「暗い」「重苦しい」「重たい」「厚ぼったい」「メランコリック」「憂鬱」「憧憬」「屈折」「諦観」etc。

こうして並べているだけで、世の中一般に流布されているブラームス像のアウトラインが浮かび上がって来そうである。実際ブラームスの人物像や作風を描写するときには、このような単語を順列組み合わせ的に並べてよしとする風潮を感じることがある。タネ本に書いてあるという理由で、根拠を深く掘り下げることもないまま、右へ倣えをしている印象さえある。

ひるがえって、わが「ブラームスの辞書」はこれらとは一線を画している。400ページで約36万字を費やした書物なのだが、先ほど列挙した9つの単語はただの一度も使用されていない。この事実、実は執筆中には全く意識していなかった。「ブラームスの辞書」が世に出た後、ワードの検索機能を悪戯していて気付いた現象だ。私の脳味噌の中ではブラームスを表現するのに全く必要のない単語だということなのだ。執筆中は無意識だったという点が重要である。もし意識していたら、かえって文章のバランスを欠くことになっていたと思われる。何の制約もなく、ただ思いのたけをぶつけた結果、9つの単語が一回も使われていないということが重要なのだ。

「ブラームスの辞書」はそうした点で異色のブラームス本である。

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