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2006年2月 2日 (木)

ピアノ三重奏曲イ長調

1938年にブラームスの遺作として発表された作品。Moderato-Vivace-Lento-Presto。

問題は、これが本当にブラームスの真作かということに尽きる。マッコークルの「ブラームス作品目録」には一応載ってはいるが、偽作呼ばわりとまでは行かないものの、怪しいという分類になっている。諸説入り乱れた真贋論争がにぎやかだ。ある人は曲中に「cantabile」が頻発することを持って偽作と云っている。第一楽章が「moderato」なのも怪しげだ。何といっても一番困るのは、聴いただけでは判らないという点だ。

問題は、この曲を現在作成中の「私家版ブラームス全集」に入れるかどうかだ。このほど買い求めたipodはブラームス以外の作曲家の作品を取り込まないと心に固く誓ったので、これが偽作だと取り込みはまずい。

我が家にこのCDがあるので余計に迷うことになるのだ。かなり真剣に困っている。

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コメント

ですよねぇ。

困ったモンです。中途半端は嫌です。

マッコークルも疑ってかかっているようです。

私もこのCDは持っています。
私には真偽のほどはわかりませんが、
真だと思って聴けばそう聞こえますし、
偽だと思って聴けばそのようにも聞こえます。

二度ばかり生演奏で聴かせて貰いましたが、
その時の演奏者たちも概ねそんな感想でした。
お困りになるお気持ち、よくわかりますよ。

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