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2006年2月19日 (日)

ヴィオラソナタ

作品120-1ヘ短調と120-2変ホ長調のソナタのこと。ブラームスはこれらの作品を「クラリネットとピアノのためのソナタ」として作曲したが、自らの手で「ヴィオラとピアノ用」に編曲している。

乱暴この上ない話なのだが、「ブラームスの辞書」ではこの「クラリネットソナタ」を全て「ヴィオラソナタ」と表記している。冒頭の凡例の中で断ってはいるものの、我ながら強引だと思う。世の中のクラリネット愛好家のお叱りを覚悟の暴挙だ。いわば著者の権限の乱用である。かくして「クラリネットソナタ」という単語は「ブラームスの辞書」ではこのことに言及した凡例の中にしか登場しない。

晩年のクラリネット入りの室内楽は、クラリネットのパートをヴィオラに差し替えたバージョンが存在するが、クラリネット五重奏曲とクラリネット三重奏曲に関しては、このような暴挙を思いつかないのだから始末が悪い。「五重奏と三重奏はやはりクラリネットでなければならない」と思っている。「闇雲」ではないという点強調したいが、単なる言い訳かもしれない。

我が家にはもちろん楽譜もCDも両方そろっているが、クラリネットの方には埃が積もっている。この曲がヴィオラオリジナルでないのが信じられないくらいはまっていると思う。B管用に書かれたクラリネット版とは調号が違っているし、ヴィオラに重音を要求するところなど単にクラリネットのパートをヴィオラに移しただけではない奥行きを感じる。特に第一番第一楽章の冒頭や第二番のスケルツォはヴィオラでなければ収まるまいと本気で思っている。

それにしても、ブラームスって相当ヴィオラ好きだったのではないかと思う。

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コメント

こんなに強引な意見なのに賛同者が現れて嬉しいです。

ですよねぇ。クラリネットだとどんな名人が吹いてもはしゃぎ過ぎっていう感じがします。五重奏では感じないンですがね。

ありがとうございます。勇気百倍です。

同意見です。
この2つのソナタはクラリネットよりヴィオラの音の方が断然ハマッっていると思います。
何というか・・・クラリネットだと少し軽やかで明るすぎるような印象が・・・。

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