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2006年2月 9日 (木)

寒い朝のテネラメンテ

立春を過ぎたとは言え、朝はまだまだ寒い。ipodのおかげで駅までの徒歩16分が苦にならなくなった。今朝は何気なく「6つのピアノ小品op118」を玄関でセットした。晴れてはいたけれど、荒涼たる野を吹き抜けるような118-1のインテルメッツォが、冬っぽくていいと思ったからだ。

予想もしなかった収穫は次の瞬間だった。インテルメッツォ118-2「アンダンテ・テネラメンテ」が不意に流れ出した。背筋に冷たいものが走った。無理やり言葉にするのは本意ではない。

よく晴れた日の寒い朝、道を歩きながら聴くといい。その時、出来れば空を見ていて欲しい。この曲を作ったブラームスの気持ちに少しだけ近付けたような気になれる。

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コメント

同じく、ここまでにしておきます。

すごく感慨深かった・・。

わかってもらえて嬉しいです。

ただそれだけにしておきます。

言葉にしてしまうと、壊れてしまいそうだからです。

すごくその情景が浮かんできます。

実は私も最近、聴いていたiPodから不意に118-2が流れ出して不思議な気分になったことがありました。
やはりその時の空は晴れていました・・。

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