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2006年3月 1日 (水)

歌曲コンプリート

本日ディートリッヒ・フィッシャーディースカウのブラームス歌曲集を購入した。6枚組3000円少々だ。コストパフォーマンスがいい。嬉しいことに「私家版ブラームス全集」で未収録となっていた作品106の2番から5番と作品107の1番と4番がキッチリ収録されている。

この全集、ブラームスの独唱歌曲全てが収められているわけではない。フィッシャーディースカウが録音で残したもの全てという条件付の全集である。録音されているものの出来もさることながら、何を録音していないかにも興味がある。意外なことに子守唄は入っている。作品91は全滅だ。その他目立つところでは、何故か作品84も全滅である。

歌は楽しい。耳の悪い私でもCDに収められた演奏を聴けば、誰の声か大抵は解る。管弦楽曲で指揮者をあてる確率よりは数段上である。

それから、伴奏のピアニストがただただ華麗だ。バレンボイム、サヴァリッシュ、ムーアにリヒテルである。

いずれにろ本日で「私家版ブラームス全集」の独唱歌曲がコンプリートした。

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コメント

アルトのパパ さん
ありがとうございます。残念ですが仕方がありません。小生はとくに「エドヴァルト」=「ヘルダー」が採取したスコティッシュバラッドを、ブラームスがどのように歌わせるのかが、とても興味があったのです。同じ題材を「レーヴェ」がそしてブラームスも作品10で、ピアノ曲に仕立てています。「父親殺し」をテーマにした古いお話。ピアノ曲には「運命の動機」が10数回も意味ありげに使用されていることが、この興味の原典でした。
またの機会を待つことにいたします。

「2重唱」ということも小生には初耳で、きっと「母親」と「息子」のお話の展開があるのだろうと推測しています。

なおご存知の通り、「エドヴァルト」とは「エドワード」で「トリスタンとイゾルデ」にでてくる「マルケ王」の領地「コーンヲール」地方の「王」に「エドワード」という人物が3人ほど、またスコットランドにも居ますから、そのうちの誰かの実際の話がバラッドの原型であったかもしれないと推測しても居ます。

ディースカウのこの歌曲集にはop75の4曲は一つも入っていません。元々「独唱歌曲集」という触れ込みなので二重唱曲は収録の対象ではないと思われます。

この二重唱は難関です。グラムフォンのブラームス全集にはもちろん入っていますが、この4曲のために購入するのは大変です。

始めましてsawyerと申します。
小生実は「4つのバラードとロマンス 作品75」の録音を探しています。
CDレヴューをあたったのですが、この歌曲集の内容が明記してないので、困っています。
「4つのバラードとロマンス」4曲とも入っていますでしょうか?
ご教示いただければありがたいです。

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