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2006年3月30日 (木)

ブラダスとベトダス

「ブラームスの辞書」の執筆の前段階として、楽譜中の音楽用語を全てエクセルに入力したことは、既に何回か述べてきた。正確に言うとこれには、2種類ある。トップ系パート系に分けられているのだ。エクセルの行数はトップ系では1000行程度だが、パート系では21000行に達する。これら2系統の合計で22000行のエクセルデータだ。これを「ブラダス」と名付けている。もちろんアメダスのパクリだ。「ブラームスの辞書」の執筆はこのデータベース無しでは立ち行かなかった。「ブラームスの辞書」の副産物というより、「ブラームスの辞書」が副産物なのかもしれない。実はトップ系についてはベートーヴェンでもデータベースを作成した。1000行程度のファイルだ。こちらは「ベトダス」だ。

エクセルのデータベース機能を使えば、ブラームスが使用した用語をあらゆる角度から抽出出来る。「作曲年」「曲種」「調性」「拍子」「編成」etcだ。もしかすると「ブラームスの辞書」よりも「ブラダス」の方が価値があるかもしれない。「agitato」を含む楽曲を抽出すれば、そこには短調の曲が並ぶことが確認できる。「intermezzo」には「marcato」が現れないことも簡単に見て取れる。ベトダスと併用すればベートーヴェンとの比較も容易である。

「ブラームスの辞書」の執筆の課程で使いながらデータの誤りを修正してきたが、今でも新しい楽譜を購入するとデータの加筆修正をしている。そうした加筆修正の中から、未知の傾向を発見することもあるのでバカにならない。「オヤ」と思う傾向が見えたら、それを検証するために数回抽出を繰り返す。結果として単なる偶然と判ることもあるし、淡い相関関係が浮かび上がることもある。物言わぬデータの堆積と侮ること勿れなのだ。22000というデータ件数ゆえにある種の客観性も獲得している思われる。

ブラダスはなかなか面白いし、役に立つ。けれども今年のブームに便乗して「モツダス」を作る気にはどうしてもなれない。

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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