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2006年3月20日 (月)

子守唄

一般に子供を寝かしつける際に歌われる唄と解される。これはこれで一つのジャンルを形成していると思われる。日本の子守唄は寝かしつけという側面もさることながら、子守の辛さを歌う労働歌の性格も帯びているように思う。本日はもちろんブラームスを含む西洋音楽に現れる「子守唄」について言及したい。

いったい子守唄に定義はあるのだろうか?子守唄が具備するべき要件は何か決まっているのだろうか?テンポ、拍子、旋律、和声、調性等の諸要素のうち子守唄を特色付ける性格が決められているのだろうか?短調が少ないような気がするがいかがだろう。

結論からいうとお手上げだ。作曲者が「子守唄」と言えば子守唄なのかもしれない。元々子守唄ではなかった曲が、その曲想から子守唄として歌われるようになった「後天性子守唄」を集めて性質を分析すれば何か判るかも知れない。

「ブラームスの子守唄」は中国の夜行寝台列車の硬座車の中で、消灯時間に流されていた。中国の庶民の列車で流されていたというのだからその浸透度というのはよっぽどのことである。私の中では、もちろん「世界最高の子守唄」の座に君臨している。正確にいうとブラームスの作品49-4「Wiegenlied」(ゆりかごの歌)である。

そのほかにブラームスの子守唄を集めてみる。

  1. 「眠りの精」WoO31-4だ。これも有名だが、ブラームス作曲というには無理がある。
  2. 作品117の3つのインテルメッツォはブラームス本人が「苦悩の子守唄」と呼んだらしい。このうち1番変ホ長調はなるほどな曲想だ。2番は短調ながら許容範囲だけれど、3番はかえって寝つきが悪くなりそうだ。
  3. 聖なる子守唄と称されるop91-2も捨てがたい。アルトとヴィオラとピアノという異例の編成に加えて、親友ヨアヒムの長男誕生を祝うという名目がまぶしい。
  4. ブラームスのワルツで有名な作品39-15は、優しい曲想から「後天性子守唄」の資格ありと思う。
  5. 我が家の選定する「後天性子守唄」第一位はヴィオラソナタ第一番第二楽章である。クラリネットではだめであくまでヴィオラが弾いた場合という条件付だ。末尾も近い72小節目アウフタクトからのヴィオラのモノローグが「おや~すみ」に聴こえる。

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