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2006年3月18日 (土)

仰げば尊し

本日長女が、小学校を卒業した。

父母席の場所取りやら、美容院やらで朝方はバタバタしたが、やはり卒業式はぐっと来る。

娘の通う小学校は明治6年開校という深い歴史がある。1873年開校だから今年は第133回卒業式ということになる。もちろんブラームス存命中だ。作品番号でいうと50番あたり。ブラームスが身近に感じる一方、学校の歴史の長さに思いをめぐらせた。

卒業式を最大の重要行事と位置づけているだけのことはある。2時間弱の式の中にいったいどれほどのノウハウと取り決めが横たわっているのだろう。会場の設営、式次第がどれほど練り上げられたものか想像もつかない。在校生を代表する5年生の力も侮れない。侮れないどころか主役を食う勢いである。卒業する生徒たちも昨年は5年生として送り出したのだ。これが伝統なのだろう。

卒業生と五年生の間でかわされる呼びかけは感動的だ。歌、BGMという具合に切れ目無く音楽が流れている。全く音楽が流れていない時間のほうがはるかに少ない。そうなのだ。これは事実上のオペラなのかもしれない。

自分の卒業式の時など屁とも思っていなかったが、娘の卒業となると、何だかただ事ではない。運がいいことに、娘の担任としてお世話になった先生四名は、まだ在籍している。これも奇遇で、その四名の先生は皆、長女以外の2人の我が家の子供の担任も努めてくださったことがあるので、それぞれ3年以上のお付き合いだった。

四名の先生に「ブラームスの辞書」を一冊ずつ贈呈した。実用上のお役に立つことについてはほぼ絶望だが、感謝の気持ちの込め方として、一区切りの付け方として収まりがいいと以前から考えていた。

「我が家のことをいつでも思い出してください」「ありがとうございました」

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コメント

<亜ゆみ様
ありがとうございます。
「感涙にむせぶ」までは行きませんでしたが、なんだかジーンと来ました。

卒業生入場は「マイスタージンガー前奏曲」で退場は「パッヘルベルのカノン」でした。

いつもブログをご訪問いただきありがとうございます。

ご卒業おめでとうございます!
感涙にむせびませんでしたか?

その昔、中学の入学式でブラームスの交響曲1番4楽章の編曲されたものを演奏したことがあるのですが、意外に合っていて感動したことを思い出しました。はるか昔のことです・・・。

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