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2006年4月20日 (木)

奇数愛好家

一部のブラームス好きの間で、根強い噂になっていることがある。「ブラームスは奇数がお好き」という説である。

なるほどハンガリー舞曲は21曲、ドイツ民謡集は49曲、ピアノのためのエチュードは51曲だ。

本日はその噂を検証したい。まず一つの作品番号にいくつの楽曲が収められているかをカウントした。結果は以下の通りである。

  1. 52回。一番多い。当たり前である。一つの作品番号に一つの作品が収まっているケースだ。交響曲や協奏曲はみなこのパターンに該当する。ピアノ五重奏曲とハイドンヴァリエーションは、ピアノ版と管弦楽版があるが、2とせずに1とカウントしている。もちろん「1」は奇数だが、これはノーカウントにしないとかえって不公平だろう。
  2. 8回。弦楽四重奏の1、2番。ヴィオラソナタもここに該当する。ピアノのためのラプソディやop91の歌曲などメジャーどころが並ぶ。
  3. 8回。op20の二重唱に始まってop117のインテルメッツォまでにまたがる。
  4. 12回。op10のバラードや、土壇場の四つの厳粛な歌などメジャーどころも多い。
  5. 13回。op19に始まって、op107まで全て声楽曲になっている。
  6. 9回。op93はaとbに分かれていて、aの側が6曲になっている。
  7. 5回。op22マリアの歌からop116のピアノ小品まで。
  8. 5回。op76のピアノ小品が代表選手だ。
  9. 3回。さすがに少なくなる。op32、op63、op69だけである。
  10. なし。
  11. 2回。op103ジプシーの歌とop122土壇場のオルガンコラール。
  12. 1回。op44だけです。
  13. 1回。op113のカノンだけ。
  14. なし。
  15. 2回。マゲローネのロマンスと新・愛の歌だけ。
  16. 1回。ご存知ワルツop39だけ。
  17. なし。
  18. 1回。愛の歌op52。

19回以上は作品番号つきの作品には出てきません。これで奇数34回に対して偶数は37となる。もちろん「1」はノーカウントだ。

作品番号のないところは以下の通り。没後の出版もあるからブラームスの意図ではないケースも入っているので参考程度です。

2曲:3回、5曲:1回、12曲:1回、14曲:1回、15曲:1回、16曲:1回、20曲:1回、28曲1回、49曲:1回、51曲:1回

全部併せると45対38で偶数の勝ちとなる。

必ずしも奇数偏愛とは言えないことが判る。10、20、30、40、50のような10進法で数えて区切りのいい数字を使っていない傾向があることは事実である。1から15までの数字で存在しないのは10と14だけである。「10を避けている」と思えなくも無いというわけである。作品番号の無い作品に20が一度だけ使われているほかは、区切りのいい数字は表れない。

この手のおバカなネタを真面目に突き詰めるところが本ブログの特徴である。

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