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2006年4月23日 (日)

グルタミン酸ナトリウム

「ブラームスの辞書」あとがきに2回出てくる単語。1908年東京大学の池田菊苗博士が世界で初めて昆布のうまみがグルタミン酸ナトリウムであることを突き止めた。昆布の出し汁は、普通のお湯とは違ってよい味がすることそれ自体は、池田先生の発見のはるか以前から庶民にとっても周知の事実だった。そのおいしさの元がグルタミン酸ナトリウムという物質に起因するということを立証したという点で意義の大きい発見だった。これをキッカケに、グルタミン酸ナトリウムだけを精製分離して、必要に応じて食品にふりかけるという発想が生まれた。いわゆる味の素の源流である。

ブラームスの音楽が耳に心地よいことは、みんな知っている。それらの心地よさの原因は全て楽譜に溶け込んでいるはずである。しかしその正体は必ずしも明らかになっているとは言いがたい。ブラームスの音楽が「昆布の出し汁」であることは明らかながら、心地よさの元、いわば「グルタミン酸ナトリウム」はまだ発見されていない状態である。五線を用いた楽譜を使用しながら、誰でもがブラームスのような作品を残せる訳ではない。ブラームスの音楽をブラームス音楽たらしめている源、つまり「ブラームスのグルタミン酸ナトリウム」を探すためのツールになりたくて「ブラームスの辞書」がささやかに存在している。

ブラームスの音楽が素晴らしい理由は必ず楽譜の中にあるハズだ。演奏の拙さによって作品が台無しになる可能性は考慮しつつもなお、ブラームスのグルタミン酸ナトリウムは、楽譜の中に発見されるべきである。

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