No music No life
最近どこかのCDショップの店頭でこのキャッチフレーズがデカデカと書かれているのを見かけた。「音楽が無くて、何が人生ぞ」「音楽が無いと生きて行けない」「音楽こそ全て」等々、人それぞれに異なる意訳の方法があるだろう。いろいろな意味を込めることが可能だ。たった4つの単語なのになかなか懐の深い言葉だ。
音楽と人生をほぼ同等の重みとみなすこの言葉、私も賛同したい。「白髪三千丈」的な誇張が素晴らしい。「三千丈の白髪」と同じで現実にはあり得ないということが誰にでも明らかだから嘘にはならずに、形容詞として生き生きと語りかけて来るのだ。
今まで私は、意訳委員会なるものを開催していくつかの音楽用語について私見を示してきたが、この言葉ばかりはヘボな意訳をしては墓穴を掘りかねない。だから本日は少しだけ改造して今の私の心境を伝えたい。
「No Brahms No Life」
明日、ブログ「ブラームスの辞書」は開設1周年を迎える。
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