ブラスマス・イヴ
明日はブラームスの誕生日だ。だから今日はブラスマス・イヴというわけだ。
結婚後ずっと、我が家は毎年ブラームスの誕生日を祝ってきた。クリスマスよりはずっと重要なイベントだった。外食したりケーキを買ったりである。長男が成長して幼稚園に通って、クリスマスの存在を知り、サンタクロースの存在を幼稚園で入れ知恵されるまで、プレゼントは5月6日の夜に来るものと信じさせていた。一方12月22日生まれの長女は、物心つくまで「12月は誕生日オンリー」と意識付けされていて、クリスマスという認識はなかった。5月7日に親がきまってケーキを買って来る変な家庭だったのだ。
クリスマスの一週間後に平然と初詣に出かけるという日本人の典型的な家庭に育ったせいで、クリスマスの本当の意味なんかロクにわかっていない私の人生に限定して申し上げるならば、クリスマスの主人公よりは、ブラームスのほうが世話になった実感が強い。お叱りを覚悟の内緒話である。
明日はブラームスの173回目の誕生日だ。お祝いにとっておきの記事をアップする予定だ。この連休はその記事に賭けていたといってもいい。
とっておきの記事、楽しみにしています!
投稿: 亜ゆみ | 2006年5月 6日 (土) 21時06分
コメントに名前入れるの忘れました。ごめんなさい。
投稿: moco | 2006年5月 6日 (土) 08時47分
素晴らしいお話ですね。ちょっと感動☆
投稿: moco | 2006年5月 6日 (土) 08時45分