再生制限
我が家に音楽を再生する手段はいくつかある。最近妙なことに気付いた。カセットテープの再生が車の中でしか出来ないのだ。ポータブルCDプレイヤーはCDとMDだけだし、パソコンはCDとDVDだけだからだ。もちろんipodもあるがカセットテープの再生手段はカーステレオだけだ。それでも大して不自由はしていない。
再生制限というのは他でもない。一昨年6月の購入の時から、我が家のパソコンに願掛けをした。ブラームスとバッハ以外の作品をパソコンで再生しないという誓いを立てたのだ。無論目的は自費出版の成功である。ご承知の通り、願掛けが功を奏して念願がかなった。出版から1年が経過しそうな今でもその誓いは厳密に守られている。ブラームスとバッハ以外が聴きたいとき(たまにはそういうときもある)はポータブルCDプレイヤーかカーステレオに頼っている。この不自由さがたまらないのだ。
さらにipodになるともっと制限が厳しい。バッハの再生も許されていないのだ。例外もいくつかある。他の作曲家がブラームス作品を編曲した場合は許される。ト短調ピアノ四重奏曲の管弦楽版は、ちゃんと許可されている。逆に、他の作曲家の作品をブラームスが編曲した場合もOKである。左手のためのシャコンヌDmollが、この特例のおかげで再生できる。作品番号つきの作品全部と歌曲1100曲も取り込んで、やっと6GB弱だ。残り50GB全部ブラームスで埋めてやるつもりだ。
バカにつける薬はない。
<空の風様
いつも元気の出るコメントをありがとうございます。
ですが見習ってはなりませぬゾ。
つける薬があるうちが華でござりまする。
投稿: アルトのパパ | 2006年7月 1日 (土) 21時17分
最後の決め台詞が、すごくいいですね。
私も見習いたいものです。本当に。。。
投稿: 空の風 | 2006年7月 1日 (土) 20時58分