シュワルツコップを悼む
本日の夕刊に、歌手エリザベート・シュワルツコップの訃報が掲載されていた。3日夜亡くなったそうだ。1915年生まれだから90歳ということになる。世界的ソプラノ歌手という表現がまぶしい。当たり役、出世作となったオペラの名前もいくつか紹介されている。
活躍の主な舞台はオペラだったから、ブラームスには縁が無いのかというとそうでもない。今年5月7日のブログ「ブラームスの辞書」の記事「三色対抗歌合戦」では、ソプラノ組の監督に抜擢させてもらった。「甲斐なきセレナーデ」op84-1を歌ってもらった。粋な感じのする歌い方では抜きん出ている。我が家にあるCDで歌ってくれているのは他に「永遠の愛」op43-1、「別離」op97-6の2曲だけである。ドイツ民謡集からの抜粋をフィシャーディースカウとデュエットで聞かせてくれているCDも捨てがたい。
今晩は、これからそれら全部を聞いてみようと思う。
合掌。
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