夏休みの課題
今日から5連休に入る。せっかくのまとまった休みだが、どこにも出かける予定がないので、ブラームスについての調べ物をすることにしている。
シェーンベルグが、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番を管弦楽用に編曲していることは有名であるが、「ブラームスの辞書」の中では原則として議論の対象にしていない。大枚はたいて買い求めた総譜があるので、この連休中にブラダスに取り込むことにした。取り込むと言ってもインストールのようにサクサク出来るわけではない。全曲のスコアを自分の目でチェックするしかない。「ブラームスの辞書」執筆前にブラームスの全作品のデータベース化を5ヶ月半かかって実行したのと同じことを全1218小節で再度行うということになる。
暑い中ご苦労なことだが、相応の収穫も期待出来る。原曲のブラダスデータとの照合比較が出来てしまうということだ。ブログにしろ著書にしろ「ブラームスの辞書」の弱点は、他の作曲家との比較が不十分な点にあるから、シェーンベルグとブラームスを同じ曲で比較出来ることは意義深い。収穫が期待通りでも期待はずれでも後日、ブログ「ブラームスの辞書」上で言及したいと思っている。
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コメント
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<空の風様
そうなんです。まとまった調べモノには最適です。
けれども平日だってブラームスのことばかり考えていますからね。代わり映えしないといえばしないンです。
投稿: アルトのパパ | 2006年8月12日 (土) 21時11分
ブラームスとず〜っと一緒に過ごせる至福のときですね。
投稿: 空の風 | 2006年8月12日 (土) 20時54分