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2006年8月15日 (火)

16分の4拍子

昨年のお盆休みもそうだった。ブログへのアクセスが無惨に激減している。日本民族の大移動を実感させられる。というようなことには惑わされず、粛々と記事のアップである。

音楽の試験に出たら「1小節の中に16分音符が4個入る拍子」と応えれば得点になると思われるが、まずは試験に出ることはあるまい。1小節に4分音符が1個しか入らないということなのだ。相当レアな拍子である。まさかとは思うが「実例を見つけて来い」というような意地悪な問題に遭遇しないとも限らないので、ブラームスにおける実例を以下に列挙する。拍節の調節的な用法で概ね数小節未満の例を除くと以下の通りである。

  1. ピアノソナタ第3番第2楽章37小節目
  2. ピアノソナタ第3番第2楽章77小節目
  3. シューマンの主題による変奏曲作品9 268小節目

上記1番目の中53小節目と上記2番は同ソナタ中の白眉である。はるか昔、この場所にすっかり打ちのめされて、初めて楽譜を見たときの驚きは今もはっきり覚えている。何故16分の4拍子なのだろう。16分の4拍子の2小節分を1小節に数える4分の2拍子のままで記譜上は押し通すことも出来たのではないかと思った。さらにぶっ飛んだ疑問は、何故「4分の1拍子」にしないのだろうということだ。ここが4分の2拍子のままではいけない理由は今でもわからない。もっと複雑なフレージングを施しながら、スラーや指示語を駆使して記譜上の拍子は変えないケースがたくさんあるのに何故ここだけは、レアな拍子をわざわざ持ち出すのだろう。

上記3番目も曲中でもっとも繊細な場所だ。4分の2拍子では押し通せない何かがきっとあるのだと思う。もしかすると、「そうした繊細さを思い遣れ」という警告かもしれない。

こういうときこそおバカな記事である。

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コメント

<narkejp様
ブホッ、ブホッ。拙者、専門家ではござりませぬ。
トラックバックありがとうございます。

はじめまして。「ブラームス ピアノソナタ第3番」で検索してこちらのページにたどりつきました。約分すれば同じじゃないかと思ってしまう理系人間にはいささか難しい理論の世界ですが、ブラームスの音楽は大好きです。
専門家の目にさらすのはかなり恥ずかしいですが、よろしければ巷の素人音楽愛好家の駄文をごらん下さい。トラックバックいたします。

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