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2006年9月 1日 (金)

ノイエバーン

「Neuebahn」と綴られるドイツ語。「新しき道」というほどの意味。1853年9月ヨハネス・ブラームスの訪問を受けたロベルト・シューマンがブラームスを紹介するために寄稿した記事のタイトルである。

「この若者、只者ではない」と紹介するのみならず、「天才だ」と断言する論調になっている。考えてもみて欲しい。このときロベルト・シューマンが聴いたブラームスの作品は、後世の我々が「初期」と呼んでいる創作期に属するいくつかの作品に過ぎない。わずかな兆候から天才を見抜いたシューマンの見識を素直に喜びたい。

ブラームスの楽壇デビュウはこうしたシューマンの後ろ盾のもとに進んだのである。現代に生きる我々は、その後ブラームスが辿った道を知っているから、ロベルト・シューマンの卓見慧眼がひときわ、まぶしく感じられる。シューマン亡き後、ブラームスの創作を支えたクララは、それが身に沁みていたと思われる。「ロベルトの予言通りね」と。

新しき道。

今日から、私は新しい職場に出勤する。1996年5月から勤めてきた職場を10年4ヶ月で去ることになった。妻の他界に始まった我が家の、長い復旧の道のりは、私自身の職場がずっと変わらないという安定感の上に成り立っていたと言ってよい。

その間父の急逝はあったが、新たに家も建て、母の献身を得て子供らを育ててここまで来れた。10年の間異動が無いという配慮は、子供たちの成長、「ブラームスの辞書」の出版という成果を結実させた。思えば、妻の他界の時、福岡に勤務していた私を、育児の助けが得やすい東京に異動させる異例の辞令を発した会社の英断に応えるべく勤め上げた職務が昨日終わったのだ。

今日から「新しき道」が始まる。行く手にブラームスのご加護があることを祈ってやまない。

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コメント

<空の風様

恐れ入ります。

ブラームスが嫌だと言っても、こちらが離しません。

才能を見抜く。。これまた才能なり。。。ですね。
新しい道。。。きっとブラームスが一緒にお供していますよ☆

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