脳内編集委員会
ブログ「ブラームスの辞書」を運営するためにあれこれと考えている。あたかも脳味噌の中に編集委員会が存在するかのようだ。
元はといえば著書「ブラームスの辞書」の販売促進・マーケティングの一環だったブログだが、継続しているうちに目的が変質してきてしまった。販売の手段だったはずのブログがいつの間にか一人歩きを始めてしまい、著書「ブラームスの辞書」を片隅に追いやってしまった感じである。「軒を貸して母屋を取られる」という図式だ。
次々と思いつくブラームスネタをまずは書き留める。記事の下書きをする。記事の内容に相応しい発信タイミングを考える。一般的な記事はこのように整理される。やがてそれらは学術系とイベント系に分類されて発信される。前者はカテゴリー「用語解説」にまとめられている。イベント系とは「三色対抗歌合戦」に代表されるような遊びの要素が濃い記事のことだ。
それら一般ブラームスネタに、日々過ぎてゆく中からブラームスに関連する時事ネタも吸い上げたタイムリーな記事を混ぜ込んでゆく。
そして昨今忘れてはならないのは、家族ネタだ。これが意外と読まれている。残念ながらオタクなブラームスネタよりも読者のリアクションが濃くて早い。
読者のリアクションは、最近機能向上が著しいアクセス解析の貢献もあって従来より格段に精度が高まった。読者の反応を加味しながら、血も涙もある記事配置をあれこれ考えることこそがブログの楽しみになっている。
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