ゲーム中毒
受験レースも第四コーナーにさしかかろうかというのに、我が家の騎手は依然として手綱が緩んだままである。そもそもゲームが止まらない感じである。
しかし、これには親の私もうるさく言えない事情がある。私自身がいい歳こいてゲーム大好きだったからである。むしろ子供といっしょに楽しみたいクチだった。シュミレーションゲームが好きである。戦国系、三国志系、ドライヴィング系、競馬系、鉄道系、サッカー系それぞれのメガヒットゲームには大抵はまった前歴がある。某ゴルフ系ゲームに至っては神の認定を受けている。
しかしそうした私のゲーム中毒は、一昨年の夏にピッタリと止まった。一昨年の夏といえば我が家にパソコンが来て、「ブラームスの辞書」執筆のためのデータベース作成が始まった頃である。ブラダス入力が忙しくてゲームどころではなくなったというのが真相である。そのまま「ブラームスの辞書」が完成してもゲームの習慣が元に戻らなかったというわけである。「ブラームスの辞書」がゲーム中毒の特効薬だというわけである。刊行後もリバウンドが来なかったのは、ブログ「ブラームスの辞書」のお陰である。
先月福岡の太宰府天満宮にお参りして絵馬を奉納して来たが、まだ不安である。不肖の息子が天神様の本店のご威光に泥を塗りはしないか心配である。かくなる上は奥の手「ブラームスのご加護」が必要かもしれない。
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