のだめ効果
コミック「のだめカンタービレ」第16巻の刊行から10日たった。またTVドラマ「のだめカンタービレ」の放映から一週間経過した。
別世界の出来事のようにも感じていたが、実はそうでもない。16日からブログ「ブラームスの辞書」へのアクセスが急増した。ひょっとするとこれは「のだめ」のお陰かもしれないと推測している。
何故かというと、ココログのアクセス解析でブログ「ブラームスの辞書」へどのような経路でたどり着いたか調べてみると、「のだめ」関連のサイトから来ているビジターがここ一週間で大変多くなっていると判る。正確にいうと16日の22時以降倍増という感じである。あるいは「のだめ」や「のだめカンタービレ」または「のだめ16巻」のような言葉を入力した結果ブログ「ブラームスの辞書」にたどり着いているケースが増えた。第16巻の発売や、テレビ放映の開始で「のだめ」の注目度が上がっていることは、明らかだ。必然「のだめ」系の言葉でネット検索する人も増えているだろう。明らかな「のだめ」系とは言えないまでも関連の疑われる単語でのヒットも少なくない。今で言えば「ニールセン不滅」「ウイリアムテル序曲」や「ハイドンの主題による変奏曲」などがそれにあたる。
その意味で10月13日の16巻発売日に「のだめの中のブラームス⑲」をアップしたのはタイムリーだった。がんばった甲斐があるというものだ。「のだめの中のサッカー」を入れればこの記事で21本目になる「のだめ」系の記事が検索される確率を大きく高めていそうである。「風が吹くとオケ屋が儲かる」式のアクセス増とはいえ、そのうちの何人かが常連さんになってくれるかもしれない。テレビ放映の期間中、特需が続いて欲しいものだ。ただちに本の売り上げに繋がる訳ではないが、何事も種まきである。
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