結婚披露宴のブラームス
本年5月28日に、もしも運動会のBGMが全部ブラームスだったらというネタを記事にした。本日の記事はノリが似ている。「結婚披露宴のBGMが全部ブラームスだったら」という話だ。
- ウエルカムミュージック 「弦楽六重奏曲第1番第1楽章」 開演までの時間は流れる雰囲気が望ましい。一方で華やいだ雰囲気も必須かと存じます。
- 新郎新婦入場 「ハイドンの主題による変奏曲冒頭主題」 私の披露宴の時は本当にこれだった。いわゆる「聖アントニーのコラール」
- ケーキ入刀 「交響曲第1番第4楽章piu andante」 ケーキにナイフが入ったところで歓喜の主題になだれ込む。微妙なタイミング合わせが難しいが、上手くいくとかっこいい。私の時は上手くいった。
- 乾杯 「ワルツop39-1ロ長調」 「乾杯」の発声と同時にワンコーラスをキリッと鳴らすと様になる。
- 新婦お色直し退場 「弦楽四重奏曲第3番第2楽章冒頭」 ブラームス唯一のカンタービレは新婦の晴れ姿に似合う。
- 新郎お色直し退場 「交響曲第2番第3楽章冒頭」 新郎の退場ですから。ユーモラスに。
- 歓談の時 「管弦楽のためのセレナーデ第1番第4楽章メヌエット」 セレナーデ本来の使用方法を守る。リピートが多いので演奏時間が柔軟に調整出来る。
- 祝電披露 「ワルツop39-15イ長調」 素朴なオルゴールのイメージで。
- キャンドルサービス 「ピアノ四重奏曲第1番第3楽章冒頭」 これしか思いつかない。
- 花束贈呈 「ピアノ四重奏曲第3番第3楽章冒頭」 チェロの名手がいないと苦しいが、はまったときの効果は折り紙付き。短調に傾きがちな翳りが良い。
- 新郎父挨拶 「インテルメッツォイ長調op118-2」 「新郎父の挨拶の声をかき消さない音量で」という条件が守れれば最大の効果が上がる。
- 新郎新婦退場 「ピアノ三重奏曲第1番第1楽章冒頭」 入場の時よりは流れるテンポのほうがいいと思う。
あくまでも受けネライの選曲だ。短調の曲が無かった。結婚披露宴でるあることを考えると仕方がない。
これで受ける客がそうそういるとも思えないのが、難点かもしれない。
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コメント
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<kojicozy様
おっしゃる通り結婚記念日です。
あのときのブラームスのビデオは家宝として保管しています。
唯一無二の第四交響曲です。
投稿: アルトのパパ | 2006年11月25日 (土) 14時13分
話題が流石です。私もその節はお世話になりました。
今日は御結婚記念日ですよね。
16年前のブラ4は今でも心に残ってますよ。
そして 今日は偶然にも母校の100回目の記念演奏会。
ブラームスじゃないけど、何か奇遇ですね。
投稿: kojicozy | 2006年11月25日 (土) 12時48分