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2006年11月26日 (日)

勉強とヴァイオリン

期末テストが近い。

ヴァイオリンの練習の後、何やらいつもと違う表情で長女が尋ねてきた。「パパは私がヴァイオリン上手いのと勉強が出来るのとどちらが嬉しい?」

何食わぬ顔で「ヴァイオリン」と即答した。中学入学以後の長女の成績や勉強のやり方を見ていてそう断言出来る。だからといって勉強を放り出してヴァイオリンに打ち込むような玉ではない。「勉強」とでも答えようものなら「テスト前には少し練習時間少なくしてよ」という二の矢が飛んで来るのは見えている。「どっちも嬉しい」「程度次第だろ」「ケースバイケース」という答えも一瞬浮かんだが、様子を見たくて敢えて「ヴァイオリン」と答えた。即答と言ってもこのくらいは一瞬で判断していた。彼女の親を13年もしているだけあって空気は読めている。これが次女だとまた違うのだけれど。

案の定「え~っ。そんな親いる~?信じられな~~い!!」「ヴァイオリン上手いより勉強が出来る方が役立つじゃん」というリアクションだ。予想通りである。ここでむきになって説得を試みるのは野暮というものだ。「そのうち判るよ」とだけさりげなく強調した。「お兄ちゃんには勉強出来ないと将来困るって言ってるのに」と見えている範囲内で精一杯の反論をしてくる長女がいとおしい。今不満を感じれば感じるほど、将来判った時の効果も大きいのだ。

まさに飛んで火にいる夏の虫とはこのことだ。突き詰めれば人生観に到達しかねない話なのだ。娘の方から議論をふっかけてくるとは運がいい。もちろん彼女の現在の学力や学習意欲を正確に把握した上での話で、長女に関する限り「ヴァイオリンが上手いほうがいい」と言う方が絶対にいい。今の彼女が理解するかどうかとは全く関係がない。いずれ判る日が来ると思う。この話題を蒸し返すだけで、いつでも娘と人生観を語り合えることになっただけで今は十分である。もしかすると今日のやりとり自体はヴァイオリンが上手いことより貴重かもしれない。

私は国語・算数・理科・社会から得たことの数倍の果実を、今になってブラームスや音楽から収穫しているのだ。受験科目にあるかないかは超短期的視点に過ぎない。勉強が出来ないのをヴァイオリンのせいにするようなら、勉強だけに打ち込んだところ高が知れている。長女はブラームスのヴァイオリンソナタが弾けることがどれだけ素晴らしいかわかっていない。

しばらく油断ならない神経戦が続く。望むところである。

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