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2006年12月27日 (水)

シンメトリー

対称性のこと。

第1交響曲第1楽章の序奏のテンポがコーダ末尾の「Meno Allegro」のテンポと同じなのではないかという議論の中でしばしば話題になった。曲の最初と末尾にテンポの同じ部分を配して「シンメトリー」を意図したという文脈である。

ブラームスはこのシンメトリーが好きなのではないかということが前提の議論である。思い当たる事例が無いわけではない。

  1. 第1交響曲の中間楽章はホ長調と変イ長調だ。シャープ4個とフラット4個になっている。
  2. ドイツレクイエムは第4曲を中心に、第1曲と第7曲、第2曲と第6曲、第3曲と第5曲が対応する内容を持っている。
  3. チェロソナタは1番がホ短調でシャープ1個、2番はヘ長調でフラット1個である。
  4. 弦楽五重奏曲も1番がフラット1個で2番がシャープ1個だ。
  5. 作品79「2つのラプソディ」はロ短調とト短調だ。シャープとフラットが2個ずつとなる。
  6. クララ・シューマンに関係の深いのはハ短調と嬰ヘ短調だが、これらはフラット3個とシャープ3個になっている。

ブラームスは物事の秩序や整然とした規則性を尊んだことは確実だと思う。宇宙の規則性にも似た法則の内側にありながら、これらを強調する手段としての破調を巧みに用いる点でも群を抜いた存在だったと思われる。

シンメトリーはいかにもブラームス好みの規則性を象徴していると考えている。

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コメント

<Claris様

なるほど。

あの二人は私のような凡人の考え及ぶが世界にはおりませぬ。

ブラームスとクララも、シンメトリーだったりして・・・?

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